太陽光発電の災害による損害を補償、ネクストエナジーが高圧案件にも提供太陽光

ネクストエナジー・アンド・リソースは、同社太陽光発電システムの購入と同時に付帯する「産業用自然災害補償制度」を高圧案件にも拡大した。太陽光発電システムの購入金額を限度額として、太陽光発電システムの損害による修繕費用を補償する。

» 2018年11月14日 09時00分 公開
[スマートジャパン]

 自然エネルギー関連の事業を展開するネクストエナジー・アンド・リソース(長野県駒ヶ根市)は、同社太陽光発電システムの購同時に付帯する「産業用自然災害補償制度」について、サービス対象を1000kW(キロワット)以下の高圧設備まで拡大した。

 同補償制度は、自然災害などによる太陽光発電システムの損害を補償する制度で、太陽光発電システムの購入金額を限度額として、太陽光発電システムの損害による修繕費用を補償する。同社はこれまで低圧(50kW未満)の太陽光発電システムの購入者を対象に、自然災害補償を提供していたが、これを高圧設備にも拡大する。

 同制度の補償対象となる事故は火災、破裂・爆発、落雷、風災、水災、建物外部からの衝突、雹(ひょう)災・雪災、盗難。補償対象者は同社から10〜1000kWの産業用太陽光発電システム(太陽電池モジュールもしくはパワーコンディショナー)を購入したすべての顧客。

 補償対象機器は同社が販売した太陽電池モジュール、パワーコンディショナー、接続箱・昇圧器、モニター、監視装置、ケーブル・架台・金具などの付属品もしくは付属配線など産業用太陽光発電システム一式(太陽電池モジュール以外は他社製品を含む)で、全て設置工事完了日に供給されている部材に限る。補償期間は引き渡し日から10年後の応当日の午後4時まで。

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