Looopが北海道に蓄電池併設型メガソーラー、出力変動を抑えながら6100世帯分を発電太陽光

Looopおよび日本グリーン電力開発が北海道で蓄電池併設型メガソーラーの運用を開始。一般家庭約6100世帯分に相当する年間発電量を見込んでいる。

» 2019年10月15日 07時00分 公開
[スマートジャパン]

 Looopおよび日本グリーン電力開発は2019年10月、北海道で蓄電池併設型のメガソーラー「Looop中標津太陽光発電所」(北海道標津郡中標津町)の営業運転を開始したと発表した。両社が共同出資する中標津ソーラー合同会社が事業主体で、EPC(Engineering,Procurement and Construction:設計・調達・建設)は、日本コムシスが担当した。

photo Looop中標津太陽光発電所 出典:Looop

 約99万4000平方メートルの敷地に、太陽電池パネル枚数を約10万7000枚設置した発電所で、最大出力は約3万1600kW(キロワット)、年間発電量は一般家庭約6100世帯分に相当する約3000万kWh(キロワット時)を見込んでおり、全量を北海道電力に販売する。

 本発電所は、北海道電力から求められる出力変動緩和対策として、容量1万445kWh(キロワット時)の蓄電池を設置している。北海道電力の「太陽光発電設備の接続に関するルール」に従った蓄電池併用型太陽光発電所としては、道東地区で最大規模の発電所になる。

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