伊藤忠商事とエヌエフ回路設計ブロックは、両社が共同開発した蓄電システムに関する事業を、両社が出資する合弁会社による合弁事業として実施することで合意した。
伊藤忠商事とエヌエフ回路設計ブロックは2019年11月25日、両社が共同開発した蓄電システム(以下、ESS)に関する事業を、両社が出資する合弁会社による合弁事業として実施することで合意したと発表した。
合弁会社名はNFブロッサムテクノロジーズで、既に12月上旬に設立を終えている。出資比率はエヌエフ回路設計ブロックが60%、伊藤忠商事が40%にとなる。両社は最大年間6万台までの生産能力を有する新工場の建設を進めるほか、顧客対応や保守体制を強化する。ESS事業に関する製品開発、生産、カスタマーサポートは新会社が一貫して行う。従業員数は38人で、新工場の稼働後は200人弱を見込む。
両社は2011年に業務用ESSの取引を開始し、2014年からは家庭用ESSの共同開発及び展開を行っている。伊藤忠商事が総販売元、エヌエフ社が製造元となり、伊藤忠商事独自ブランドの家庭用ESS「Smart Star」シリーズを販売している。
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