コニカミノルタが中国生産拠点を再エネ100%で運用、太陽光発電+証書の活用で自然エネルギー

コニカミノルタは、中国の複合機生産拠点の1つであるコニカミノルタビジネステクノロジーズ(無錫)に、太陽光発電システムを導入し、使用電力の100%が再生可能エネルギー由来となったことを発表した。

» 2020年02月10日 07時00分 公開
[スマートジャパン]

 コニカミノルタは2020年1月21日、中国の複合機生産拠点の1つであるコニカミノルタビジネステクノロジーズに、太陽光発電システムを導入し、使用電力の100%が再生可能エネルギー由来となったことを発表した。

photo 中国のコニカミノルタビジネステクノロジーズ(無錫)(BMWX) 出典:コニカミノルタ

 BMWXは、コニカミノルタの主力製品である複合機やデジタル印刷システムの生産会社。江蘇省無錫市から2017年に「クリーン生産企業認定」を受け、中国国内でも環境保護活動を推進する。

 同社は、2020年1月1日より発電容量1.7MW(メガワット)の太陽光発電システム(設置面積2万5,000m2)を導入し、電気使用量の約16%を太陽光発電で賄うこととなった。 これと同時に、使用電力を再エネ電力証書(中国国内で利用可能なI-REC認証)付きの電力に切り替えることで、再エネ100%を達成している。

photo 設置された太陽光発電システム 出典:コニカミノルタ

 コニカミノルタは、2019年1月にも中国の複合機生産拠点の1つであるコニカミノルタビジネステクノロジーズ(東莞)で再エネ100%を達成しており、これで生産拠点としては2拠点目の達成になる。

 同社は、2019年1月には、再エネ100%での事業運営を目指す国際リーダーシップイニシアチブ「RE100」にも加盟した。2050年までに自社の事業活動で使用する電力の調達を100%再エネにすることを目指している。

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