シャープが住宅用太陽電池モジュールのフラッグシップモデル「BLACKSOLAR ZERO」シリーズの新製品を発表。2021年10月中旬から販売する。
シャープは2021年8月20日、住宅用太陽電池モジュールのフラッグシップモデル「BLACKSOLAR ZERO」シリーズ4機種を同年10月中旬から販売すると発表した。従来モデルと比較して発電効率などを高めた。
「BLACKSOLAR ZERO」シリーズは、全機種においてモジュール部品を黒色化したデザインが特徴。屋根に設置した際に隣り合うモジュール同士のつなぎ目が目立ちにくい意匠となっている。
新製品は出力254W、外形寸法1265×1055×46mm、モジュール変換効率19.0%の「NQ-254BM」、180W、925×1055×46mm、18.4%の「NQ-180BM」、130W、1201×1055×46mmの「NQ-130RM」および「NQ-130LM」の4機種を展開。これらのサイズ・形状の異なる4種類のモジュールを組み合わせる「ルーフィット設計」により、複雑な形状の屋根や面積の小さな屋根にも効率良くモジュールを設置できるという。
この他、モジュール出力を従来製品比で13%、温度上昇によるモジュール変換効率の低下を約8%改善するなど、性能面での改良も図った。
価格は、NQ-254BMが15万2400円(税込、以下同)、NQ-180BMが11万7000円、NQ-130RMおよびNQ-130LMが8万7100円。月産台数は4機種の合計で2万台としている。
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