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» 2011年01月18日 11時30分 UPDATE

仕事耕具:「ショットノート」の大きさの秘密とは

人気を集めたキングジムの「ショットノート」。キングジムに追加取材を敢行し、あんなことやこんなことを聞いてみました。

[鷹木創,Business Media 誠]
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 先週掲載した「『iPhoneでデジタル化』前提の『ショットノート』――キングジム、専用アプリも」に読者の注目が集まりました。せっかくなので編集部ではキングジムに追加取材を敢行。気になることをいろいろ聞いてみることに――。

Android版も検討中

 250以上のブックマークを集めたはてなブックマークでも「図解思考のデータ保存用に使えるぜ」「ロディアの代替となるかな」「Android版が欲しい」「システム手帳のリフィルとして欲しい」などのコメントが集まりました。

 一方、単純な仕掛けなので専用のアプリさえ手に入れば自作できるかもと思った人も多かったようです。「透明な下敷きを加工して……という貧乏神のささやきが聞こえた」「四隅のマークを自分で書ける定規出してくれたら裏紙とか使えるのに」「ふと思ったけど、このマーカーさえ読み取れればいいのだからA4用紙にマーカーを印刷して折りたためばいいのか。あるいはメモ帳サイズの透明なシートにマーカーだけ描いて読み取るときに重ねても良さそう」

 「ホワイトボードの隅に同じマークのシールを貼ると補正してくれるかな」というコメントのように、ホワイトボードのメモを保管するのはアリだと思いました。いっそのこと「あらゆるノートにそのマーカー付けてほしい」と思ったのは鷹木だけではなかったようです。

 なおキングジムによれば、Android版やいわゆるガラケー向けのアプリも「検討中」だとか。システム手帳用のリフィルや対応するホワイトボード、メモ帳の四隅に貼り付けるマークだけの販売についても「この技術に関するものは、さまざまな形で検討している」とのことでした。

大きさの秘密は?

 記事を書いた筆者が知り合いから相次いで質問を受けたのは、サイズについて。ショットノートのラインアップはS(115×77ミリ)、M(154×102ミリ)、L(214×146ミリ)なので、実はA5判、A6判などと呼ばれる通常のノートや手帳の判型とは微妙に違う大きさなんですよね。SサイズはA7判(105×74ミリ、ロディアのNo.11)より、MサイズはA6判(148×105ミリ、ロディアのNo.13)より、LサイズはA5判(210×148ミリ、ロディアのNo.15/16)より、それぞれ少しずつ小さいのです。

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 もしかしてiPhoneの画面サイズに合わせたのかもと思い、思わず手元のiPhone 4の画面サイズを手元の定規で図ると78×52ミリ。だいたい3対2のアスペクト(縦横)比になります。翻ってショットノート各サイズを振り返ると、Sサイズの115×77ミリ、Mサイズの154×102ミリ、Lサイズの214×146ミリ――。なんとなく3対2っぽく見えてきませんか?

 ところが、キングジムに問い合わせると「iPhoneの画面の比率(3対2)」ではなく「iPhoneのカメラで撮影した画像の比率(約4対3)」に合わせたという返答。でもショットノートのアスペクト比は4対3じゃないですよね?

 「実はショットノートのサイズは本体全体のもの。綴じている部分をのぞいたメモ部分だけだとSサイズは102×77ミリ、Mサイズは135×102ミリ、Lサイズは193×146ミリ――で、だいたい4対3になります」

 おお、本当だ! なるほど、ショットノートを写し取る部分はメモ部分だから、iPhoneの画面とは比べるべきではなく、カメラと比べるべきだったのですね。iPhoneアプリを見ても上下にナビゲーションを表示するようなので、撮影サイズとしても4対3が正しそう。逆に言うと、ショットノートの大きさはiPhoneで撮影することを前提に設計したというわけです。

 キングジムではショットノートを“次世代文房具”と位置付けており、「今後、どんな展開になるかは『ポメラ』と同じでユーザーの皆さんと作り上げていくことになるかもしれません」と言っています。2月の発売まで少し間がありますが、期待して待つことにしましょう!

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