SSDでクラウド支援:アダプテック、SSDベースのキャッシュアーキテクチャ製品を出荷
データセンター向けストレージソリューションを提供するアダプテックはデータセンターやクラウドコンピューティング環境の効率性を向上させる「MaxIQ SSDキャッシュパフォーマンスキット」を9月30日に出荷開始することを発表した。
SSDの強みを既存機器で活用
「MaxIQ SSDキャッシュパフォーマンスキット」(MaxIQ)はMaxIQ SSDキャッシングソフトウェアと32Gバイトのインテル製SSDキャッシュを組み合わせたもの。読み出し頻度の高いデータを見分けて、このデータをSSDキャッシュ内に格納し、次に読み出し要求があった際により速く取り出すことで、リード性能を最適化する。この機能は特許出願中の「ラーンドパス」アルゴリズムをベースにしている。
MaxIQはデータセンターなどで採用されている業界の標準的なサーバを、コスト効率が高いハイパフォーマンスサーバにすることを可能にする。活用の際には、1つのMaxIQ SSDキャッシュプールとSATAまたはSASハードディスクとで構成されたハイパフォーマンスハイブリッドアレイ(HPHA)を作成することで、サーバプロセッサとハードディスクサブシステム間のパフォーマンスギャップを小さくする。
データセンター管理者は、HDDだけのアレイに比べてアプリケーションのパフォーマンスを最大で5倍加速することが可能だという。
クラウドシステムの構築件数が加速し、利用者の増加が進行すると、データセンター事業者や企業ユーザーにとって機器の追加負担が大きくなる。I/O負荷が集中する状況で、エンドユーザーの利便性を確保する方策として、HDDに比べファイルへのアクセススピードが早いSSDは注目されている。しかしデータを読み込むデバイスがSSDのみの機器はコスト高になるという欠点があった。MaxIQは頻繁にアクセスするファイルを独自のアルゴリズムで解析してSSDにキャッシュとして格納するので、利用期間が長くなればなるほど、利便性が高くなるという。また同製品は既存のサーバに装着するだけでいいので、コスト負担も低くなる利点がある。
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