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» 2013年08月08日 17時16分 UPDATE

三井物産がプライベートクラウドを構築、1200台以上の物理サーバを削減へ

三井物産は、マイクロソフトのプライベートクラウドソリューションを採用し、サーバ統合と運用作業の標準化や自動化を推進している。

[ITmedia]

 三井物産が社内のITサービス基盤の運用効率の向上とコスト削減の両立を目的に、日本マイクロソフトの最新のプライベートクラウドソリューションを採用したという。日本マイクロソフトが8月8日に発表した。

 三井物産では国内外100カ所以上の拠点で約1万5000人が業務に従事する。同社のIT部門では離れた場所に点在する社員へのサポートの運用が大きな負担になっていた。そこで、社内サービス基盤の運用効率の向上とコスト削減を目指して、2009年から物理サーバの集約とプライベートクラウドへの移行を推進してきた。

 同社のプライベートクラウド環境の構築に、当初はWindows Server 2008 R2 Hyper-VとSystem Center Configuration Manager 2007 R3などが利用されたが、サーバ統合と運用管理業務のさらなる自動化、効率化のために、2013年からWindows Server 2012 Hyper-VとSystem Center 2012に変更している。

 三井物産には1200台以上の物理サーバがあり、いずれも個々のアプリケーション専用機として設置されているが、これらのアプリケーションを、順次プライベートクラウド上の仮想環境に移行し、運用を自動化する。これにより、現在まで仮想マシン1台当たり約40%のコスト削減を実現している。また、これまでに約700台の仮想マシンに移行して約10%の電力消費量の削減を達成。今後は残りの物理サーバを仮想環境に移行し、より大きな効果を見込んでいる。

 こうした運用作業の標準化・自動化により、三井物産ではIT運用担当者の負担が軽減され、より本質的なIT管理業務に注力しやすい環境作りもできたという。

 同社IT推進部 副部長の黒田晴彦氏は、「最新版製品は仮想マシンのコア数が大幅に増えることで適用範囲が拡大するのに加え、遠隔地への複製機能や運用管理の自動化のための機能が搭載されている。運用工数の削減、BCP環境構築の効率化も含めてトータル コストの抑制に大きく貢献するだろう」コメントしている。

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