oracleworld 2002 san francisco report
カリフォルニア州サンフランシスコで「OracleWorld 2002 San Francisco」が開幕する。昨年は、エリソン会長兼CEOが「Unbreakable Oracle」という力強いメッセージを打ち出したが、今年はOracle9i Database関連の披露は控えめだ。ただし、出荷が始まったばかりの「Oracle Collaboration Suite」や、J2EEとXMLをベースとするOracle9i Application Server Release 2の多彩な機能強化が目を引く。

新着記事

Interview:オラクルのジャービスCMO、アコースティックだが丸腰ではない
[2002.11.19 UP] オラクルでマーケティングを統括するジャービス氏に「OracleWorld 2002 San Francisco」の前週末、レッドウッドシティのオラクル本社でインタービューを行った。ジャービス氏は、宿敵マイクロソフトだけでなく、シーベル、WebEx、IBMらを容赦なく批判し、オラクルが今後予想される業界統合後、どうやって生き残っていくかについて話してくれた。

Interview:オラクルのチョウ氏、「蓄積した技術を基にアウトソーシングを展開」
[2002.11.17 UP] OracleWorld 2002 San Franciscoでは、同社がアウトソーシング事業によって、収益を確保していこうとしていることが紹介されている。米オラクルでアウトソーシングを担当するプレジデント、ティム・チョウ氏は、実際に製品を開発していることが、同社がアウトソーシングで成功するための原動力になると話している。

米企業がWindowsからRedHatへデータベースサーバを移行
[2002.11.15 UP] レッドハットは11月14日、新たな顧客を獲得したことを発表した。この企業では、これまでWindowsで稼働させていたデータベースシステムをRedHatに移行させるという。

Interview:マーク・ジャービスCMOに聞くオラクルの製品戦略
[2002.11.15 UP] OracleWorld 2002 San Franciscoでは、メッセージングの統合を行うOracle9i Collaboration Suit、J2EEとXMLをベースとするOracle9i Application Server、また、Oracle9i RACとLinux、ブレードサーバを利用した低コストシステムが紹介されている。同社のマーク・ジャービスCMOが、プレス向けの共同インタビューに応じた。

基調講演:「オラクルと協力して相互に成長していく」とHPのフィオリーナCEO
[2002.11.15 UP] OracleWorld 2002 San Franciscoの最終日、午前の基調講演にヒューレット・パッカードのカーリー・フィオリーナCEOが登場し、同社とオラクルが、相互にパワーアップし合う緊密なパートナーシップを結んでいることを強調した。HPは今後、自律性が特徴のUtilityコンピューティングへと向かう戦略を立てている。

基調講演:エリソンCEO、アメリカズ・カップへ快走中の南太平洋から衛星中継
[2002.11.15 UP] 「海のF1」と呼ばれるアメリカズ・カップの挑戦権を南太平洋で争うエリソンCEOは11月13日、「OracleWorld 2002 San Francisco」の基調講演をニュージーランドのカークランドから衛星回線を通じて行った。同氏はIT業界が直面している3つの課題を挙げ、それらに取り組むオラクルをアピールした。

米トラべロシティ、Oracle9i RACによるハイアベイラビリティシステムを構築
[2002.11.14 UP] 米オラクルは、オンライン旅行代理店大手のトラべロシティが、Oracle9i Real Application Clustersを使って、Oracle9iのデータベースシステムを標準化したことを明らかにした。トラベロシティは同システムにより、コストを削減し、オンライン旅行サイトのパフォーマンスと信頼性の向上を図った。

オラクル、Itanium 2上のTPC-CベンチマークでSQL Serverを上回る
[2002.11.14 UP] 米オラクルは、Itanium 2プロセッサを利用したヒューレット・パッカード(HP)のシステム上で、Oracleデータベースのオンライントランザクション処理(OLTP)のパフォーマンスを測定したベンチマーク結果を発表した。

オラクル、Oracle9iMaximum Availability Architecture採用の最新顧客を発表
[2002.11.14 UP] 米オラクルは11月13日、同社のMaximum Availability Architecture (MAA)を採用している重要な顧客を発表した。シティグループやメリルリンチなどが挙げられている。

基調講演:オラクルの切り札は「600万ドルの男」
[2002.11.14 UP] 11月13日、3日目を迎えた「OracleWorld 2002 San Francisco」のステージに懐かしいBionic Manのオープニングシーンが流れた。オラクルの切り札は、昔懐かしい「600万ドルの男」だった。アバシ上級副社長が扮する「BI」-onic Manは、企業のさまざまな問題を解決し、会場を沸かせた。

Life Sciences Day:オラクル、可能性秘めるライフサイエンスにコミット
[2002.11.14 UP] 11月13日、「OracleWorld 2002」を開催中のカリフォルニア州サンフランシスコで、「Life Sciences Day」が開催された。オラクルでライフサイエンスとデータマイニングを担当するヤセック・マイクズコウスキー副社長はオープニングの挨拶で、ラリー・エリソンCEOの発言を引用し、同社のライフサイエンスへの取り組みが一過性のものではないことを強調した。

基調講演:「速い、安い」、そして「統合」という三拍子がそろった新しいOracle9iAS
[2002.11.13 UP] オラクルは11月12日、「OracleWorld 2002」でOracle9i Application Server Release 2にインテグレーション機能を追加することを明らかにした。EAIやWebサービス、B2B業界標準といったインテグレーション機能が追加された「Release 2 Version 9.0.4」は、来年前半に出荷される予定だ。

基調講演:「ITパートナーには信頼できるベンダーを」とEMCのラトガース会長
[2002.11.13 UP] 11月12日、EMCのマイケル・ラトガース会長が、「OracleWorld 2002」の基調講演に登場した。EMCとオラクルどちらも苦境には違いないが、R&D投資に対する積極的な姿勢は崩していない。「ITパートナー選びは慎重に」と話すラトガース氏。再生に向けた自信が顔をのぞかせた。

オラクル、Java開発ツールを拡張する新APIをJCPに提出
[2002.11.13 UP] 米オラクルは任意のJavaのIDEと完全に相互運用可能な標準ベースの拡張版を生成することを目指した、新しいAPIを、Java Community ProcessSM(JCP)に提出することを明らかにした。

オラクルとベリングポイント、Oracle9i Application Server導入で関係を強化
[2002.11.13 UP] 米オラクルとベリングポイントは新しい2つのソリューション、「Single View of Enterprise」「Retail Industry Solution」を発表した。これらは、Oracle9i Application Serverの機能に基づくもの。

オラクルとHP、Oracle9i Application Serverでグローバル提携を強化
[2002.11.13 UP] 米オラクルとヒューレット・パッカード(HP)は、Oracle9i Application ServerとHPのプラットフォームに基づいたミドルウェアソリューションを開発し、市場に展開していくことで、3年間に渡る協業を結ぶことを明らかにした。

コラボレーションスイートやWebサービスが彩るOracleWorld
[2002.11.7 UP] カリフォルニア州サンフランシスコで「OracleWorld 2002 San Francisco」が開幕する。昨年は、エリソン会長兼CEOが「Unbreakable Oracle」という力強いメッセージを打ち出したが、今年はOracle9i Database関連の披露は控えめだ。ただし、出荷が始まったばかりの「Oracle Collaboration Suite」や、J2EEとXMLをベースとするOracle9i Application Server Release 2の多彩な機能強化が目を引く。

オラクル、「リアルタイム」製品の投入でマイクロソフトやIBMを追撃
[2002.11.7 UP]11月11日からサンフランシスコで開催されるOracleWorld 2002 San Franciscoでオラクルは、コラボレーションをはじめとするさまざまな新しい計画を明らかにする。Oracle9iのマーケティングを担当するボンバーニ副社長によれば、次期バージョンのコラボレーションスイートでは、「リアルタイム」機能が強化されるという。

米オラクル、メッセ−ジング統合製品「Oracle Collaboration Suite」を出荷
[2002.11.7 UP]米オラクルは、メッセージング統合製品「Oracle Collaboration Suite」を出荷開始した。

オラクルのコラボレーション製品はマイクロソフト対抗
[2002.7.12 UP]オラクルが「Collaboration Suite」を発表した。同分野への参入は初めてではないが、エリソンCEOは価格面での優位性を強調し、マイクロソフトのExchage Serverの牙城に再び挑戦する。

オラクルが新しい「E-Business Suite 11i8」を発表
[2002.10.25 UP]オラクルが「E-Business Suite 11i8」を発表した。SCMコンポーネントの強化が目立っており、企業がパートナーらと予測や計画についての情報を電子的に共有する「コラボレーションアプリケーション」も組み込まれている。また、「Oracle Daily Business Intelligence」と呼ばれる分析およびレポートツールも登場する。

日本オラクルとデルが企業向けLinux版Oracle9i RACで協業
[2002.2.28 UP]日本オラクルとデルコンピュータは2002年2月28日,企業向けLinuxソリューションの開発,検証,および製品提供を共同で行っていくことを明らかにした。

デルとオラクルがエンタープライズLinuxの切り込み隊長に
[2002.3.1 UP]2002年3月1日,都内のホテルで行われた「Oracle Linux Summit 2002 Spring」カンファレンスの基調講演にデルコンピュータの吹野博志会長が登場した。

日本オラクルとデル,協業サポート契約を締結
[2002.5.9 UP]日本オラクルとデルコンピュータは5月9日,相互の顧客に対するサポートサービスの提供を協業して行うことに合意したと発表した。この合意に基づき新たに,「シームレスサポート」を開始するとしている。

Oracle OpenWorld 2001 San Francisco レポート
[2001.1.12 UP]サンフランシスコのシンボルともいえるゴールデンゲートブリッジがテロの第2の標的としてリストアップされるなど,少なからず緊張感が漂っていたものの,オラクルの総帥,ラリー・エリソンCEOは,彼の基調講演の中で,「Unbreakable - Oracle」(不死身のオラクル)という力強いメッセージを打ち出した。