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» 2009年06月25日 11時52分 UPDATE

3万円台で買える、「イチオシ」デジカメ(9):手のひらの広角10倍ズーム オリンパス「μ-9000」

オリンパス「μ-9000」は、コンパクトサイズながら28ミリスタートの光学10倍ズーム搭載。肌を明るくなめらかに撮影できる「ビューティーモード」もユニークだ。

[小山安博,ITmedia]

 オリンパス「μ-9000」は、コンパクトなサイズながら光学10倍ズームを搭載した点が大きなポイントだ。28〜280ミリ(35ミリ換算時)をカバーし、たいていのシーンで困ることはなさそう。これだけの倍率を誇りながら、本体サイズは96(幅)×60(高さ)×31(奥行き)ミリ、185グラムとコンパクトに抑えられている。もちろん手ブレ補正機構(CCDシフト方式)を備えており、高倍率撮影時の手ブレを軽減できる。

photophoto 「μ-9000」

 基本的にはオートかシーンモードで撮影するカメラだが、ユニークなのはモードダイヤルにも用意されている「ビューティーモード」。これを選択して撮影すると、人物の肌をなめらかに補正して保存してくれる。補正前の写真も保存されるので安心だ。ただし、補正後の写真は2Mサイズ以下になってしまう。

 撮影時ではなく、再生時に補正を行う「ビューティーメイク」機能も備えており、肌をなめらかにしたり、瞳の輝きを強くしたり、目を大きくしたり、といったちょっと面白い効果を味わえる。ビューティーモードだと撮影/記録時に補正を行うため、撮影間隔が長くなってしまう。選んだ画像だけを補正するビューティーメイクの方が使い勝手がよいと感じた。

 カメラがシーンを判別する「おまかせ♪iAUTO」機能も備え、ポートレートや風景、スポーツといったシーンを自動判別し、最適な設定で撮影してくれるほか、顔検出を行い、背景との露出を最適にコントロールする「顔検出パーフェクトショット」機能も備えている。

photophoto 10倍ズームレンズを搭載するだけあってやや厚みのあるボディ(写真=左)、モードダイヤルの「BEAUTY」と下部の「OR」ボタンが特徴的(写真=右)

 露出補正時に画面上を4分割して、補正効果を確認できる「比較ウインドウ」は、一見して露出補正の効果が分かるので便利。背面下部の「OR(オリンパスレコメンド)」ボタンを押すと、パノラマ撮影/顔検出パーフェクトショット/比較ウィンドウを簡単に呼び出せる。カメラ内だけでパノラマ撮影できるのも楽しい。画面上に表示されるターゲットマークに従って撮影するだけでパノラマ写真を作成できる。

 背面液晶は2.7型(23万画素)とこのクラスでは標準的なサイズと画素数だが、「ハイパークリスタル液晶III」によって従来比最大2倍の明るさや反射を抑える特殊コートなどにより、屋外での視認性がよく、快適に撮影できる。

 「ビューティーモード」やパノラマ撮影などを除けば、シンプルなコンパクトデジカメといえるが、手にして持ち歩いてみると、やはり10倍ズームのありがたみを感じるシーンが多かった。「コンパクトな高倍率ズーム機」を条件に製品を探しているならば、検討に値する1台だ。

オリンパス「μ-9000」主要スペック

製品名 μ-9000
撮像素子 1/2.33型 有効1200万画素CCD
レンズ 光学10倍(35ミリ換算 28〜280ミリ)
手ブレ補正機能 CMOSシフト式
背面液晶 2.7型 約23万画素
記録メディア xD-ピクチャーカード(付属アダプタ利用でmicroSD/microSDHCにも対応)
動画 最大640×480ピクセル MotionJPEG/.AVI
サイズ 96(幅)×60(高さ)×31(奥行き)ミリ、約185グラム(本体のみ)
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モデル:工藤杏(くどうあん)

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テレビ・映画を中心に活動。出演映画「銀の鈴」も公開中。

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