テックウインドは2月20日、Apple製品の周辺機器メーカーとして知られる米Scoshe Industries(スコーシュ・インダストリーズ)の新製品を発表した。Lightningコネクター付きの充電器やケーブルなど5製品をラインアップ。また発表会場には米Scosheが1月の「2013 International CES」で公開した新製品をずらりと並べ、国内市場にも随時投入していく意欲を示した。
新製品の「STRIKE LINE PRO」は、Lightningコネクター対応の巻き取り式充電/データ転送ケーブルだ。コンパクトに持ち運び、使用時にケーブルを伸ばすと約90センチになる。ブラックとホワイトの2色があり、国内の市場想定価格は各2980円。同日から販売を開始している。
「STRIKE DRIVE」は、Lightningコネクター対応のシガーソケット充電ケーブルだ。ロープロファイルデザインにより、幅広い車種で利用できるという。長さは約90センチ。出力は5ワットと12ワットの2種類があり、12ワットタイプなら第4世代iPadやiPad miniで充電時間を短縮できるという。市場想定価格は、5ワットタイプが2480円、12ワットタイプは2980円となっている。
「STRIKE BASE」は、Lightningコネクター対応の家庭用充電器だ。やはり出力5ワットタイプと12ワットタイプの2機種があり、市場想定価格は5ワットタイプが3380円、12ワットタイプは3780円となる。なお、こちらの2製品は3月頭に発売する予定だ。
対応機種は、いずれもiPhone 5、iPad mini、iPod touch(第5世代)、iPod nano(第7世代)、iPad(第4世代)。
来日した米Scosheのインターナショナル営業ディレクター、William Cherry氏によると、同社は33年前にオーディオメーカーとしてスタートしたという。現在もヘッドフォン/イヤフォンやBluetoothスピーカーなど多くの音響製品を手がけているが、同時にiPhoneで放射線量を計測する「RDTX」や、エクササイズに便利なアームバンド型心拍数計「RHYTHM」(リズム)、CESで披露した“Bluetooth忘れ物防止センサー”など、スマートフォンやBluetoothの技術を活用するユニークな製品へと幅を広げ、複数の新製品がCESのイノベーション・アワードを受賞するなど、その存在感を示している。
「CESで多数の新製品をローンチした。日本市場にも選りすぐりの製品を投入し、本格的に殴り込みをかけていきたい」(Scoshe)。日本代理店のテックウインドによると、具体的なスケジュールは未定ながら、そうした新製品を順次投入していくという。
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