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» 2013年12月13日 14時31分 UPDATE

世界で使えるデータ通信SIM「GIG Sky」、フロンティアが国内販売

フロンティアファクトリーは、「世界中で使える格安データ通信SIM」をうたう米GIG Sky(ギグ スカイ)のプリペイド式SIMカードを年内に発売する。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 フロンティアファクトリーは12月13日、「世界中で使える格安データ通信SIM」をうたう米GIG Sky(ギグ スカイ)のプリペイド式SIMカードを発表した。年内にも発売する予定で、通常価格は2480円。当面は発売記念価格の1480円で販売する。

ts_gigsky03.jpg GIG Sky(ギグ スカイ)のプリペイド式SIMカード

 フロンティアファクトリーは、イーフロンティアから独立した新会社で、米国の老舗スピーカーメーカーであるKlipsh Audio Technologiesや、米国版“ロケフリ”「SlingBox」の米Sling Mediaなどとの取引を継承している。さらに新規事業の1つとして紹介されたのがGIG Skyだ。GIG Skyにとっても米国外への展開は初となる。

来年1月には世界120ヵ国をカバー

 来日した米GIG SkyのChiris Hansel氏は、「キャリアの国際データローミングは高価で、予想外のコストが発生することも多い。このため旅行者の80%以上がローミングをオフにしている」と指摘する。また現地で使える携帯電話やモバイルルータのレンタルには貸出や返却の手間が発生する。「GIG Skyは、これらの問題を解決する唯一の方法だ」(同氏)。

ts_gigsky01.jpgts_gigsky02.jpg 米GIG SkyのChiris Hansel氏。「旅行者の80%以上がローミングをオフにしている」と指摘する

 GIG Skyは、北米や欧州、アジアなど世界70ヵ国以上をカバーするGSM/W-SDMA対応のプリペイド式SIMカードだ。SIMフリー(SIMロックを解除された端末)のスマートフォンやタブレット端末に挿入し、専用アプリで購入サイトにアクセス。データ容量別のメニューを選択して購入すれば、現地のネットワークを使ったデータ通信が可能になる。例えば米国ならAT&Tのネットワークを使い、175Mバイトで3000円(7日間)、300Mバイトで4200円(14日間)、500Mバイトで6000円(30日間)という3つのメニューが用意されている。

 「プリペイド式なので予算を超えることはない。世界70ヵ国をカバーしているため、どこに出かけても普段のスマホでデータ通信が行える。また2014年1月には世界120ヵ国に拡大する予定だ」。

 各メニューには有効期限が設定されているが、SIMカード自体に有効期限はなく、繰り返し利用できる。毎回10Mバイト(1日)まで無料で利用できるほか、サービスの購入サイトにはフリーでつながる仕組みのため、仮に旅行の途中で購入した容量を使い切ったとしても容易に追加購入できるという。また購入の際には登録したメールアドレスに領収書が送られるため出張にも活用できる。

 カードはiPhone 5やiPad Airで使われるNano SIMタイプと、それ以外に向けたMini/Micro SIM共用タイプの2種類をラインアップ。またアプリはiOS版とAndroid版の両方を用意した。

 あいさつに立ったフロンティアファクトリーの奥田哲生社長は、「11月にやっとAppleがSIMフリーのiPhoneの販売を開始した。世界的にみればSIMフリーは一般的だが、日本でも普及する良いきっかけになると思う」と話している。

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