ニュース
» 2014年08月05日 11時33分 UPDATE

4Kの裾野を広げる――シャープも40V型を含む新4Kテレビを投入、アクオス「U20ライン」

シャープは、液晶テレビ“AQUOS”(アクオス)の新製品として、4K対応の「U20ライン」2機種を発表した。従来より小型の40V型を加え、価格も抑えて4Kテレビの裾野を広げる考え。

[ITmedia]

 シャープは8月5日、液晶テレビ“AQUOS”(アクオス)の新製品として、4K対応の「U20ライン」を発表した。従来より小型の40V型を加えるとともに、価格も抑えて4Kテレビの裾野を広げる考えだ。9月10日に発売予定で、価格はオープン。店頭では50V型の「LC-50U20」が30万円前後(税別)、40V型「LC-40U20」は23万円前後になる見込みだ。

ts_u20aq01.jpg 「U20ライン」の40V型。パネルは外部調達で、LEDバックライトはエッジ式となっている

 スタンド部にパイプを用い、「ディスプレイ部に浮遊感をもたらす軽やかなフローティングデザイン」(同社)。狭額化で横幅も短くなり、「例えば8年前の32V型(GH2)の横幅が97.2センチだったのに対し、今回の40V型は90.1センチ。買い替えれば8インチのサイズアップをしながら省スペース化が可能だ」としている。また32V型フルHDに比べると40V型4Kの画素サイズは0.63倍となり、さらに緻密(ちみつ)な映像が楽しめるという。

ts_u20aq02.jpgts_u20aq03.jpg パイプを用いて軽やかなデザインに仕上げたスタンド部

 上位機「UD20」との大きな違いは、外光の映り込みを防ぐ「モスアイパネル」を搭載していないこと。表面処理は低反射タイプになった。また映像エンジンには4Kアップコンバート機能を含む「AQUOS 4K-Master Engine PRO」を採用しているが、UD20の「リッチカラー」は省かれている。このほか、独立したスピーカーボックスを持っていたUD20に対し、今回はバスレフ式のスピーカーボックスに4.5センチ×10センチの楕円(だえん)形スピーカーを内蔵し、画面下に配置した点も異なる。中高音域を補正して聞き取りやすくする「AEQ」を含む音声処理LSI「新Audio Engine」は継続して搭載している。

ts_u20aq05.jpgts_u20aq04.jpg 電源を入れるとシャープロゴが点灯(左)。スピーカーは楕円形(右)

 地デジチューナーは3系統で、視聴しながら別売のUSB外付けHDDに2番組を同時録画可能。DLNAサーバ機能や「AQUOS City」、ハイブリッドキャストなどネットワーク関連機能も充実させた。さらに無線LANやBluetoothも内蔵。Miracastでスマートフォンの画面をテレビに映し出すこともできる。別売の3Dメガネ(AN-3DG50)を購入すれば、3D視聴も可能だ。

 もちろん4K/60p入力とHDCP 2.2をサポートしたHDMI端子、およびHEVCデコーダーを内蔵。同社の“AQUOS 4Kレコーダー”「TU-UD1000」と接続すれば、NexTV-Fの4K試験放送を視聴できるほか、「ひかりTV」が10月にサービスを開始する4K VoDにも対応する。

ts_u20aq08.jpgts_u20aq09.jpg 手前が50V型(左)。40V型の背面。中央の盛り上がっている部分にHEVCデコーダー基板が入っている(右)

 このほか4K解像度を活かせるコンテンツとして、ゲッティ イメージズジャパンとシャープが厳選した高解像度写真をプリインストールした「かんたん4Kフォトフレーム」、デジカメ写真がカンタンに楽しめる「コンテンツマネージャー」機能なども備えた。コンテンツマネージャーは、USBメモリなどを接続したときに本体内蔵メモリに写真データを自動保存し、いつでも再生できるようにする機能だ。本体メモリには約400Mバイトぶんの空き容量があるほか、USBメモリで拡張できる。

ts_u20aq06.jpgts_u20aq07.jpg 側面に4つのHDMI入力(左)、付属のリモコン(右)

 同社では、4Kテレビの全体に占める構成比を挙げ、「台数では1月が1.2%だったのに対し、直近5月では3.3%に伸びた」と指摘。新たに40V型を加えたU20ラインの投入により、4K需要を喚起するという。

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.