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「GyaO!」から「GYAO!」へ――メジャーコンテンツで無料動画のビジネスモデルを追求

» 2014年10月27日 20時27分 公開
[ITmedia]

 GYAOは、ヤフーと協力して運営する無料映像配信サービス「GyaO!」のブランドを刷新し、サービス名称やロゴを変更した。新サービス名は「GYAO!」。ネット動画広告市場の拡大を見越し、サービスの強化を図る。

「GYAO!」新ロゴ

 ブランド刷新した「GYAO!」は、「無料で提供する」という従来からのコンセプトはそのままに、「ユーザーと良質な映像との新たな出会いを創出することでユーザーのネットライフをより豊かにする」ことを目指し、「PLAY FREE」というタグラインを新たに掲げた。

 まず、訪れたユーザーとコンテンツとの出会いの機会を創出するための機能とユーザーインタフェースの改良を実施した。例えばトップページでは、個人の嗜好をより強く反映したパーソナルレコメンドを強化。またPC/スマートフォン/タブレットといったデバイスを問わず、トップページでおすすめ映像の視聴が可能になっている。デザインも、映画館や舞台、劇場など上質なコンテンツを提供する空間をイメージしたものに変更したという。

 具体的なコンテンツは、音楽、映画、テレビドラマの3つが柱だ。まず音楽はオリジナルのライブ映像を毎月独占配信する「GYAO! MUSIC LIVE」を用意。第1弾を“きゃりーぱみゅぱみゅ”、第2弾が“GLAY”など、人気アーティストを起用する。

トップページ

 映画でもメジャーな洋画/邦画を続々配信する。「セックス・アンド・ザ・シティ」「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」「フラガール」などの配信を予定している。

 テレビドラマは、放送中の国内テレビドラマの見逃し配信や海外人気ドラマの一挙配信などを行う。例えば「ビンタ! 弁護士事務員ミノワが愛で解決します」や「MOZU Season2 〜幻の翼〜」の見逃し配信、「リベンジ シーズン1」や「The OC シーズン1」の一挙配信を予定している。

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