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パナソニック、「Firefox OS」搭載の“ビエラ”「CX850シリーズ」や初の55型8Kディスプレイなどを展示2015 CES

» 2015年01月06日 23時46分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは1月6日、米ラスベガスで開催される「2015 International CES」の展示概要を発表した。「Firefox OS」を搭載した液晶テレビ“ビエラ”新製品や世界初の55V型8K液晶ディスプレイなどを展示する。

 「Firefox OS」を搭載するビエラ「CX850シリーズ」は、昨年のCESで発表した米Mozilla Corporationとの包括的なパートナーシップで実現した。コンテンツへのアクセス性を高めたスマート機能を搭載し、さまざまなVODサービスをシームレスに楽しめる「Xumo Guide」も新たに追加される。さらに画質面でも新蛍光体技術により色域を拡大したという。

 また既報の通り4K対応の次世代Blu-ray Disc規格「ULTRA HD BLU-RAY」(策定中)で採用が見込まれる技術に対応した初のBlu-ray Discプレイヤー試作機を展示する予定だ。

 さらに高級オーディオブランド「Technics」を北米でも復活。ハイファイオーディオシステム新製品(3月より北米で順次発売予定)のリファレンスクラス「R1シリーズ」とプレミアムクラス「C700シリーズ」を展示。さらにベネチアンホテルでは試聴デモンストレーションも行う。

 8K(7680×4320ピクセル)の55型液晶ディスプレイは、独自のIPS-Pro技術により、1500:1のコントラストと広い視野角(178度)、120Hzの高フレームレートという特徴を持つ。これを利用して、新聞紙面4面を実物大で表示しての校正作業やA1サイズの図面を原寸表示してのCAD作業など、B to Bを中心にさまざまな用途に適用するという。展示では、壁掛け型とテーブル型という2つのスタイルで高精細画面を活かしたソリューションを紹介する。

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