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» 2015年04月24日 12時26分 UPDATE

45分間も使えるスティック型クリーナー、エレクトロラックスから「エルゴラピード」新製品が登場

エレクトロラックスがスティック型掃除機「エルゴラピード」の新製品を発売する。定評のあるデザインや使い勝手はそのままに、「コードレスクリーナーでナンバー1の吸引力とスタミナを実現した」という。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 エレクトロラックスは4月24日、スティック型掃除機「エルゴラピード」の新製品を発表した。定評のあるデザインや使い勝手はそのままに、「コードレスクリーナーでナンバー1の吸引力とスタミナを実現した」という。18Vモデルと14.4Vモデルの2機種4カラーを5月22日に発売する。価格は18Vモデルが4万3800円、14.4Vモデルが3万3800円(いずれも税別)。

ts_electrolux01.jpg 新エルゴラピードは、18Vモデルと14.4Vモデルの2機種。18Vタイプには「ローズゴールド」と「タングステン」、14.4Vモデルには「アイスホワイト」と「ダークボルドー」と、それぞれ2つのカラーを用意した

 エレクトロラックスは、北欧スウェーデンに本拠を置く名門家電メーカーだ。スティック型掃除機のパイオニアとしても知られ、2004年に発売した「エルゴラピード」は全世界70ヵ国以上で累計1000万台、日本でも100万台を出荷している。

 2014年は国内メーカーが相次いで参入したことも手伝い、スティック掃除機の認知度は9割と高い水準にあるが、所有率は25%程度にとどまる(カンタージャパン調査、2014年4月)。「吸引力が弱く、いつバッテリーが切れるか分からない。そして床以外の場所は掃除できないといったイメージがあり、『メインの掃除機にはならない』と思われている。新しいエルゴラピードで、はその3つを解決した」(同社)。

ts_electrolux02.jpgts_electrolux03.jpg エレクトロラックスの長岡慶一社長と右肩上がりのスティック型掃除機市場

放電容量をアップした新型バッテリー

 新しいエルゴラピードには、バッテリー電圧が18Vの上位モデルと14.4Vの2機種が存在する。上位モデルは従来機種からリチウムイオン充電池を採用していたが、今回は「ターボパワー・リチウムイオン電池」にグレードアップ。もちろん“ターボ”は積んでいないが、容量を従来の1500mAhから2000mAhに増やしたほかエネルギー体積密度も向上。電圧は従来機と変わらないが、放電容量は30%向上した。

 「吸引力を上げながら、通常モードで45分間、パワーモードでも16分間の使用が可能になった。またバッテリーメーカーのノウハウで効率よく放電するための技術と幾重もの安全装置が入っている」(同社ブランド マーケティング・マネージャーの赤松裕介氏)。

 吸引力を示す指標として、同社は海外で主流の「ダストピックアップ率」を採用している。ダストピックアップ率は、フローリングやカーペットなど一般家庭を想定した環境で掃除機全体のパフォーマンスを検証するもの。実際にゴミを吸わせ、除去できた量をパーセントで表記する。今回のエルゴラピード18Vモデルでは、フローリングが98%と従来機と同じながら、カーペットでは50%から53%に向上した。

ts_electrolux04.jpg 他社製品を交えてカーペットにおける吸引デモ

 一方、14.4Vモデルも今回からリチウムイオン充電池を搭載している(従来はニッケル水素充電池)。同社によると「従来機ではリチウムイオン充電池を搭載した上位機と1万円程度の価格差があったものの、売れた数は8割が上位機だった」という。

 14.4Vモデルの新バッテリーは1500mAhで、通常モードで30分(従来は25分)にスタミナ向上。ダストピックアップ率はフローリングが98%(従来は97%)、カーペットでは47%(同44%)となった。またバッテリーが切れる直前まで吸引力を維持できるようになったほか、充電時間は従来の16時間から4時間へと大幅に短縮された。

 バッテリーの強化に合わせ、ほかにも表面積が広く目詰まりしにくいプリーツフィルターの採用や、さまざまな形状のゴミを吸い込めるという「トライアングルパワーノズル」、容量をアップしたダストカップなど多くのアップデートがある。一方で基本デザインは変わらず、スタイリッシュな外観はこれまで通り。もちろんエルゴラピードの特徴でもある“自立”も可能だ。メインノズルの先端にはLED照明を設け、家具の隙間やベッドの下など暗い場所でもゴミの様子がよく分かる。

ts_electrolux05.jpgts_electrolux06.jpg ノズル先端にLEDを搭載し、暗い場所でもゴミが見える(左)。プリーツフィルターで目詰まりしにくい(右)

 ハンディとスティックの“2 in 1”になっている点も大きな特徴だ。本体のボタンを押すとダストカップやモーターを内蔵した掃除機本体部分が外れ、ハンディ掃除機に早変わりする。さらに今回から上位機には4種類のアクセサリー(布団ノズル、ホース、ロング隙間ノズル、布用ノズル)が標準で同梱(どうこん)されるようになり、より幅広く活用できるようになった。

ts_electrolux07.jpgts_electrolux09.jpg ハンディ掃除機に早変わり。このときの重量は1.2キログラム(14.4Vモデルは1.1キログラム)

ts_electrolux08.jpgts_electrolux10.jpg 18Vモデルに付属する4つのアクセサリー

 「ユーザー調査では、7割の人たちが床掃除だけで15分から30分使用していた。それに加えてハンディとしても使うため、45分間のバッテリーライフが必要だ」(赤松氏)。

 なお、18Vモデルに搭載された「ターボパワー・リチウムイオン電池」の充電回数はフル充電/フル放電を繰り返した場合で約500回。ユーザー自身でバッテリーを交換することはできないものの、従来機同様に有償の交換サービスが用意される見込みだ。エルゴラピードではバッテリー交換を頼むとハンディ部分がそのまま新品になって戻ってくるため、モーターなど掃除機の中核部品も新品になるのが大きなメリット。交換サービスの価格は未定だが、従来機では上位モデルが8000円、下位モデルは4000円と「ほぼバッテリーの原価」というサービス価格だった。同社では「今回も大きく価格を変更するつもりはない」としている。

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