さまざまな「写真展」を随時案内していく本コーナー。ソニーイメージングギャラリー 銀座で、2016年6月5日に開催する「Sony World Photography Awards 2016 日本部門賞授賞式」を案内する。
Sony World Photography Awards 2016日本部門賞 最優秀賞
受賞した野見山氏のコメント
「私は、様々な野生生物への環境汚染問題を研究しながら、世界中の美しい風景や動物の写真を撮り続けています。モットーは、非日常的な風景や感動的な動物の様子を切り取って持ち帰ることです。四国に移り住み、ヒメボタルが暗い森の中を短く点滅しながら飛び回り、乱舞する光景を見た時は、とても感動しました。私は、ヒメボタルの光に和の美しさと儚さを感じており、竹林を飛び回る光景に日本的な美しさを見出しました。日本ではヒメボタルの生息場所が毎年減少しており、環境破壊の影響を感じています。
この写真は、わずかな月明かりの下で撮影しました。ヒメボタルは発光量が非常に弱いため撮影が難しいのですが、近年デジタルカメラの高感度性能が発達したことにより、この美しい光景を切り取ることができました。」
野見山桂氏は、SWPA2016の一般公募部門(応募総数 9万5千点)の「最優秀賞 -フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー ( Open Photographer of the Year )」を受賞しています。
ソニーが支援する世界最大規模の写真コンテスト「Sony World Photography Awards 2016(SWPA2016)」の日本部門賞授賞式を6月5日(日)の14:00よりソニーイメージングギャラリーにて開催します。
今年で9年目となる「Sony World Photography Awards 2016」には、世界180以上の国と地域のプロフェッショナル及びアマチュアの写真家から過去最高となる23万点(前年比+33%)を超える応募があり、授賞式典は2016年4月21日に英国・ロンドンで開催されました。
「Sony World Photography Awards」は、プロフェッショナルおよびアマチュアの枠を超えて、写真家同士が交流できる国際的な機会の提供を目的に、毎年開催されている写真コンテストです。幅広いデジタルイメージング商品を展開しているソニーは、2007年よりスポンサーとしてこの活動を支援してきました。当社は今後もこの支援を通じて、創造性の高い作品を世に広める場を提供し、写真文化の発展に貢献していきます。
■出席者
日本部門賞 審査員 ハービー・山口氏
日本部門賞 最優秀賞 野見山 桂 氏
2位 浦 勇樹 氏
3位 坂上たかお 氏
4位 Shin Noguchi 氏
「Sony World Photography Awards 2017」について
応募期間は、2016年6月1日から翌2017年1月初旬までの予定です。
詳細は、World Photography Organisationの公式サイト(www.worldphoto.org)をご覧ください。
名称 | Sony World Photography Awards 2016 日本部門賞授賞式 |
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開催期間 | 2016年6月5日(日) |
開館時間 | 14時00分〜15時00分 |
入場 | 無料 |
会場 | ソニーイメージングギャラリー 銀座(ソニービル6階) ギャラリー2 |
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