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周囲の音を上げ下げ?――ボーズが新型ノイズキャンセリング搭載のワイヤレスイヤフォンを発表

» 2016年06月07日 21時29分 公開
[ITmedia]
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 ボーズは、ノイズキャンセリング対応の「QuietControl 30 wireless headphones」「QuietComfort 35 wireless headphones」など、ワイヤレスヘッドフォン/イヤフォン計4機種を発表した。6月24日から順次発売する。

「QuietControl 30 wireless headphones」(写真=左)と「QuietComfort 35 wireless headphones」(写真=右)の利用シーン
製品名 概要 カラー 発売日 価格(税別)
QuietComfort 35 wireless headphones NC機能付きBluetoothヘッドフォン。イヤーパッドはアラウンドイヤータイプ(耳を覆うタイプ) ブラック、シルバー 6月24日 3万7000円
QuietControl 30 wireless headphones NC機能付きBluetoothイヤフォン ブラック 9月下旬 未定
SoundSport wireless headphones エクササイズ用ワイヤレスイヤフォン ブラック、アクア、シトロン(秋に追加予定) 7月 1万8000円
SoundSpor Pulse wireless headphones エクササイズ用ワイヤレスイヤフォン、耳から心拍数を測定する機能付き パワーレッド 9月下旬 未定

「QuietComfort 35 wireless headphones」のシルバー

 QC35は、アラウンドイヤー型のイヤーパッドを持つワイヤレスヘッドフォン。イヤーカップの内外に搭載したマイクで騒音を拾い、逆位相の音波を作り出して騒音を打ち消すアクティブ型ノイズキャンセリング機能を搭載している。また、通話用のマイクも周囲の雑音や風切り音を低減するデュアル構成だ。

 本体にリチウムイオンバッテリーを内蔵し、最長20時間の連続使用が可能。「東京からニューヨークまでのフライトにも十分対応できる」としている。

環境音の大きさを調節できる新型ノイズキャンセル機能

「QuietControl 30 wireless headphones」(QC30)。ネックバンド部分に信号処理回路が入っている

 QuietControl 30 wireless headphones(QC30)は、ネックバンド型のワイヤレスイヤフォンだ。コンパクトなイヤフォン部に左右合わせて6個のマイクを搭載。新開発の「コントローラブル・ノイズキャンセレーション」により、使用シーンに合わせて周囲の音をどの程度取り込むか調節できるという。例えば路上では周囲の音をより聞こえやすくし、集中して仕事をするときなどは騒音を遮断するといった使い分けが可能。「ノイズキャンセリングをオン/オフではなく、強弱で調節することで音楽の音量はそのままに、周囲の音量だけを変えることができる」(同社)。操作は専用アプリ「Bose Connect app」で行う。

 内蔵のリチウムイオンバッテリーで最長約10時間の連続使用が可能。なお、耳に装着する部分には独自形状のイヤーチップ「StayHear+」を採用しており、長時間の装着でも圧迫感や痛みを軽減できるとしている。

スポーツ用2製品もラインアップ

 「SoundSport wireless」2機種は、激しく動いても外れにくいスポーツ専用の「StayHear+」チップを採用したワイヤレスイヤフォン。柔軟なシリコン素材と円すい型のパーツが耳に密着し、上部のウイング部が耳のくぼみにフィットする構造になっている。

エクササイズ用のワイヤレスイヤフォン「SoundSport wireless」
心拍数測定機能が付いた「SoundSport Pulse wireless」

 本体は両モデルとも防滴仕様のため、汗をかいても問題なし。ケーブルのリモコンマイクで通話や音楽の再生操作(スキップ、音量調整など)が可能だ。バッテリー駆動時間は、SoundSport wirelessが最長6時間、SoundSport Pulse wirelessが最長5時間。

 なお、「SoundSport Pulse wireless」の心拍数測定機能は、「Runkeeper」や「Endomondo」といったフィットネスアプリに対応している。

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