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» 2017年03月21日 20時40分 UPDATE

Hi-Fiオーディオの選択肢を増やす――テクニクスの「GRAND CLASS」にスタンダードモデルが登場

[ITmedia]

 テクニクスは3月21日、Hi-Fiオーディオの新製品として、上位シリーズ「GRAND CLASS」のスタンダードモデルを発表した。アナログターンテーブル「SL-1200GR」、ステレオインテグレーテッドアンプ「SU-G700」、スピーカーシステム「SB-G90」の3機種をラインアップ、いずれも5月19日に発売する。価格はSL-1200GRが14万8000円(税別)、SU-G700が23万円、SB-G90は24万9000円(1本)。

新製品とテクニクスのブランドディレクターを務める小川理子氏(右)

 SL-1200GRは、2016年に発売した「SL-1200G」の技術を継承しつつ、価格は大幅に引き下げたスタンダードモデルだ。シングルローター型のコアレス・ダイレクトドライブ・モーターをはじめ、2層構造のプラッターと筐体(きょうたい)、アルミ製のトーンアームなどを新開発し、コストを抑えながら上位機に迫る性能と音質を実現したという。価格が下がったことで「DJシーンでも活躍すると期待している」(同社)。回転数は33 1/3、45、78rpm/min。ワウ・フラッターは0.025%。

SL-1200GR。外観はSL-1200Gなどとあまり変わらない。外形寸法は453(幅)×173(高さ)×372(奥行き)mm、重量は約11.5kg

 SU-G700は、フルデジタルアンプ「JENO Engine」を採用したプリメインアンプ。JENO Engineのほか、使用するスピーカーの位相・振幅特性に合わせてアンプの特性を調整する付加適合アルゴリズム「LAPC」といった技術を最上位モデル「R1シリーズ」から継承した。また筐体の3分割構造や電源部をボックス構造でシールドするノイズ対策などにより、「低ノイズで純度の高い再生音を目指した」(同社)という。

SU-G700の外観は、テクニクスのアイコンになっている大型の2連針メーターやアルミ無垢材を使用したボリュームノブ、ヘアライン仕上げのアルミフロントパネルが特徴。外形寸法は、430(幅)×148(高さ)×428(奥行き)mm、重量は約12.3kg

 PCを接続するUSB入力も装備。リニアPCMなら最大384kHz/32bit、DSDも11.2MHzまで対応する。また同軸デジタルは最大192kHz/24bit、光デジタルは最大96kHz/24bit対応と入力はハイレゾ音源再生をカバー。もちろんアナログ入力にはPHONO(MM)も備えている。

筐体の3分割構造

 スピーカーシステムのSB-G90は、リファレンスシリーズをコンパクトにしたようなトールボーイスピーカーだ。中高音を担当するのは、点音源を目指した同軸2Wayユニットで、2つのウーファーと組み合わせた3Way4スピーカー構成。またキャビネットの内側にスピーカーユニットを裏から支えるサブバッフルを設け、ユニットの重心を固定する「重心マウント構造」が特徴となる。「一般的なスピーカーはユニットがバッフル板に固定されているが、ユニット自身の振動で音のにごりが発生しがち。ユニットの重心を位置で固定、支持することで不要な揺れを低減し、音のにごりを抑える」(同社)

SB-G90の外形寸法は、スパイク使用時で302(幅)×1114(高さ)×375(奥行き)mm。重量は約32kgとなっている
「重心マウント構造」の概要

 このほか、キャビネットも水平補強板を組み合わせたクロス構造により高い剛性を実現。「明瞭な音像定位と自然な音の中高域、低歪みかつレスポンスに優れた低域が特徴」(同社)としている。

 パナソニックでは、昨今のアナログレコード人気に触れ、「一過性のブームではなく、着実な広がりを見せている」と分析。ハイレゾ音源とアナログレコードという“高音質メディア”に対応するHi-Fiオーディオ機器を拡充するという。「最高クラスの高音質システムをより幅広いユーザーに提供する」(同社)

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