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ソニー、4K有機ELテレビ「A1シリーズ」の77V型は250万円で8月発売

» 2017年07月11日 19時20分 公開
[ITmedia]

 ソニーは、4K有機ELテレビのBRAVIA(ブラビア)「A1シリーズ」の最も大きなサイズとなる77V型「KJ-77A1」を8月5日に発売する。価格はオープン。店頭では250万円前後(税別)になる見込みだ。

77V型の「KJ-77A1」

 A1シリーズ発表時には「秋以降」としていた77V型だが、当初の見込みより早めに市場投入できることになった。ベゼルを極限まで薄くし、スタンドは正面から見えないようにすることで、映像だけが浮かんでいるような佇まいが特徴。画面の後ろにアクチュエーター(振動子)を搭載し、パネル自体を振動させて音を出す「アコースティックサーフェス」技術や背面に搭載したウーファーを合わせ、「かつてない没入感を実現した」(ソニー)という。

横のライン部分にアクチュエーターが入っている

 映像エンジンは液晶テレビのフラグシップ「Z9D」シリーズと同じ「X1 Extreme」。OSにはAndroid TVを採用し、NetflixやDAZN、Hulu、dTVなど各種動画配信サービスのアプリを用意したほか、内蔵無線LAN(IEEE 802.11ac/n/a/g/b)やDLNAクライアントの「ソニールームリンク」などネットワーク機能も充実させている。

 搭載チューナーは、地上デジタル2基、BSデジタル2基、CS110°デジタル2基、CS124/128°(スカパー!)1基で、テレビを視聴しながらUSB外付けHDDへの裏番組録画が可能だ。HDMI入力は4系統で、入力2と入力3は4K 60p入力をサポートしている。

 本体サイズは、スタンドを含めて1721(幅)×993(高さ)×39.9(奥行き)mm。重量は37.8kg。

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