「CDMA2000にも注力」をアピールするNokia:3G World Congress & Exhibition 2004

» 2004年11月19日 20時50分 公開
[山根康宏,ITmedia]

 香港で開催された「3G World Congress & Exhibition 2004」会場で、新機種「Nokia 6235/6235i」が発表された。いずれもストレートタイプのCDMA2000 1x端末で、2005年第2四半期に発売予定。

Photo Nokia 6235/6235iはシンプルなストレートスタイル。背面にカメラを備える

 動画撮影対応のVGAカメラを備え、10Mバイトの内蔵メモリやMP3着信音、ストリーミングビデオ再生に対応する。同社の外付けBluetoothアダプタ「AD-5B」を装着するば、Bluetoothヘッドセットの利用も可能になる。

 2モデルの違いは、6235がアジア市場向け、6235iが北米向けとなっている。6235iのみAMPSとのデュアルバンドで、Javaに加えBREW2.0に対応。そのほかは両者共通の機能を搭載している。

 端末のデザインコンセプトは「クラッシック・シンプル」で、ビジネスユーザーがターゲット。先日発表されたGSMの「Nokia 6020」(11月3日の記事参照)と同じ流れのデザインだ。

CDMA2000端末もラインナップ拡充するNokia

 世界の携帯電話シェア1位のNokiaだが、GSM市場での強さとは裏腹に、CDMA2000市場ではライバルのMotorolaやSamsungの後塵を拝している。

 同社のCDMA2000端末ラインナップはこれまで比較的ローエンド、普及機レベルの端末が多く、デザインもおとなしいものが多かった。

 ブースでは、CDMA2000に注力している同社の姿を、アピールしているかのようだ。CDMA2000 1xの最新機種を多く展示し、W-CDMA端末の展示はなし。特に今回発表したNokia 6235/6235iと、発売目前の高機能端末「Nokia 6255」は展示の中心となっており、ブース内のあちこちでデモが行われていた。

 とはいえ「GSMやW-CDMA機の展示はないのか」と質問する来訪者の姿も多く、Nokia=GSM、というイメージの強さを垣間見るようだった。

 Nokiaは2005年には40機種の新製品を投入予定で、うち4分の1程度がCDMA2000 1x端末といわれている。CDMA2000関係に絞った今回の展示は、同社のCDMA市場への本気さを十分感じ取れるものだった。

Photo (左)「Nokia 2112」はモノクロ液晶のローエンド端末ながらカラフルな筐体。上部にはLEDライト、背面は写真を入れられるなど、安価でも楽しさを感じさせる。(中)「Nokia 3125」と「Nokia 3205」は若い世代向け。3205はボディーから数字キーまですべて透明な素材を採用。どちらも同社GSM端末「3120/3200」のCDMA2000 1x版
Photo (左)「Nokia 6015」は、ややサイズが大柄で幅広い層をターゲットにした普及モデル。(右)「Nokia 6225」は同社GSM端末「6220」のCDMA2000 1x版で、スタイリッシュなデザインにVGAカメラを備えたビジネス向けモデル。背面に置かれているのは「Nokia Music Stand MD-1」で、同社携帯と専用ケーブルで接続し音楽/FMラジオ再生が可能
Photo CDMA2000 1xのハイエンド端末、Nokia6255。折りたたみ型でVGAカメラ、Bluetoothを搭載、FMラジオやMP3/AAC再生機能を持つ。クリスマスシーズンまでに発売予定
Photo 実はW-CDMA機の「Nokia 6630」も展示されていたが、同社のビデオコーデック「AVC」の再生デモ用で、端末としての説明は一切なかった

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