環境によって写りに格差〜「702NK」ケータイカメラ画質研究ラボ(1/3 ページ)

» 2005年02月28日 00時08分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

 ボーダフォン3Gの海外メーカー製端末として登場し、PCマニア筋に絶大な人気を誇るのがノキアの「702NK」(2月14日の記事参照)。130万画素のCMOSカメラを搭載した端末だ。

底が丸いユニークなデザイン。画面は再生モード。撮影時も再生時も同じ画面デザインだ

 同じカメラ機能でも、日本メーカーの携帯と欧州系携帯では、使い勝手も機能の取捨選択も、画質のこだわりどころもユーザーインタフェースも全然違うといっていい。そのあたりに注目しながら見ていこう。

 カメラは、ストレートボディの裏側に大きくレンズ部が埋め込まれている。レンズ部が2ミリほど飛び出ており、ゴムのリングが装着されている。これが保護の役目もしているようだ。レンズの奥にあるのが130万画素のCMOSセンサーである。

 メニューからカメラを起動すると、画面の一部にカメラウィンドウが現れ、そこがファインダーになる。端末は縦位置で操作し、生成される画像は横位置になるわけだ。日本の製品によくある、“端末を横向きに持ち、画面全体をファインダーとして横向きに撮影する”という設計ではない。

カメラは背面に大きく埋め込まれている。レンズには4.5ミリ、F3.2とスペックが書き込まれている。撮影補助用ライトはない

 ディスプレイは、QVGAを見慣れた目には、いささか粗く感じる208×176ピクセル。撮影できる画像サイズは640×480と1280×960の2パターンのみと、笑っちゃうほどシンプルだ。

 壁紙などに使うときは、あとから「壁紙に設定」を行うと自動的に縮小される。このあたりは、やたら設定が細かい日本の端末に比べるとアバウトである。アバウトだからシンプルで、そういうのは悪くない。

 撮影機能は明るさ・コントラストの調整とナイトモードのオン/オフだけと思っていい。明るさとコントラストはメニューから選び、方向キーで操作する。実のところ、撮影補助用のLEDもマクロモードもない。カメラ機能は極めて簡単なのだ。

 上下キーでデジタルズームを調整したら、センターボタンで撮るだけ。左右のキーは静止画と動画の切り替えに割り当てられている。細かい設定をしたければオプションからメニューを操作する──。それだけである。

カメラ時の画面はこのように非常にシンプルで可愛い。撮影可能枚数やデジタルズームなどが表示されるくらいだ(左)。オプションを押すと出てくるメニュー。2ページ目に画像サイズなどをセットする画像設定がある(中)。画像設定を選び、静止画と動画を選ぶとその下に、この画面がある。画像解像度などをセットする(右)

 もっとも多機能なのが偉いわけじゃない。702NKは撮影・記録時間も約3秒と高速な上、操作も機能もシンプルなのでサクサク撮れるのだ。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月31日 更新
  1. Switch 2の「箱の中にHDMIケーブルが入っていなかった」との問い合わせ、任天堂に寄せられる (2026年05月29日)
  2. 「Rakuten Linkで着信拒否できない件」を楽天モバイルはどう考えているのか 置き去りにされた基本機能の行方 (2026年05月29日)
  3. スマホでどこでもTV番組を視聴できる「バッファロー nasne HDDレコーダー NS-N100」がセールで3万3120円に (2026年05月29日)
  4. Xiaomiが異例の早さでハイエンドスマホを投入する理由 今秋に「ワクワクする」機種投入も? (2026年05月30日)
  5. 陸マイラーの筆者が「ANAモバイル」を契約 20%マイル付与だけじゃない、“メイン回線昇格”の理由 (2026年05月27日)
  6. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  7. LINEで「最終学歴」や「子供の有無」が筒抜け? 広告設定で物議も「トークや個人情報は参照していない」 (2026年05月30日)
  8. ダイソーで770円の「超速USB充電器」が外出先で意外と便利 USB PD+QuickCharge 3.0ポート搭載で古めの急速充電デバイスもOK (2026年05月30日)
  9. サンコー、電動うちわを発売 10年ぶりの第3世代モデル、土台強化で“自走しちゃう問題”も克服 (2026年05月29日)
  10. 「Xiaomi 17T」シリーズの価格は「非常に頑張った」 海外より激安 価格変動を抑えられた理由 (2026年05月29日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年