無限待受がパワーアップ──ドコモの太陽電池ケータイCEATEC JAPAN 2006

» 2006年10月03日 13時22分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 2005年のワイヤレスジャパンに出展されたドコモの太陽電池ケータイがパワーアップして戻ってきた。今回、展示された試作機は、三菱電機製のストレート型FOMA「D702i」をベースにしたもので、裏面に大きな折りたたみ式のソーラーパネルを装備。快晴下での30分の充電で5分間の通話が可能になり、曇天下での充電にも対応した。

Photo 三菱電機、三洋半導体とドコモの共同開発による太陽電池ケータイ。フィルム基板タイプのアモルファスシリコン太陽電池を搭載した。発電能力は10万ルクスで約180ミリワット

Photo 充電効果を確認するための外付け受電チェッカーも開発された

 2005年に展示された「Music PORTER」をベースとした試作機(2005年7月の記事参照)は、ソーラーパネルにガラスを採用していたが、今回の試作機ではフィルムを採用。これにより薄型軽量化が図られ、落下時の耐衝撃性も増したという。ただ商用化についてはまだめどが立っておらず「携帯に搭載できる見通しが立ってきた段階」(説明員)だという。

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