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» 2008年01月24日 15時23分 UPDATE

ドコモとGoogleが提携──各種サービスのiモード対応などを推進

NTTドコモとGoogleが1月24日、検索サービスの連携強化を始めとする広範な業務提携を発表した。検索連動広告や各種Googleサービスのiモード対応、iモード上での新サービスの検討、Androidプラットフォームに関する検討などを進める。

[園部修,ITmedia]
Photo 会見の場で握手を交わすドコモとGoogleの首脳陣。左からNTTドコモマルチメディアサービス部長の夏野剛氏、Googleの業務開発兼国際営業担当上級副社長のオミッド・コーデスターニ氏、NTTドコモプロダクト&サービス本部長の辻村清行氏、グーグル社長の村上憲郎氏

 NTTドコモとGoogleは1月24日、検索サービスや検索連動広告の導入、アプリケーションの提供などで業務提携すると発表した。ドコモのiモードサービスとGoogleの各種サービスを連携させ、ユーザーの利便性向上や革新的なサービス開発に取り組む。

 具体的な施策としては、まず検索機能での連携を強化し、2008年春をめどに、iモード上の検索サービスで一般サイトやPCサイトの検索結果を表示するようにサービスを拡充する。さらにiメニューのトップ画面にGoogleの検索ボックスを新設する。またGoogleの広告配信プラットフォームAdWordsを導入し、検索結果を表示するページに検索文字列と関連する広告を表示する検索連動広告も始める。

 さらにGoogleマップサービスを利用する専用アプリケーションをiモード端末に標準搭載するほか、Googleが提供するGmailやYouTube、Picasaといったサービスを、iモードに対応させる。今後発売するフルブラウザ搭載機では、フルブラウザのスタートページにGoogleのトップページを設定することも明らかにした。

 そのほかにも、iモード上で広告事業を行っているドコモのグループ会社と連携し、新たなモバイルマーケティングサービスの検討を進めるほか、Googleを始めとするOpen Handset Allianceが発表した携帯電話向けソフトウェアプラットフォーム「Android」を、ドコモ向けに商用化することも含め展開を検討する。

sa_dg02.jpgPhoto モバイルの世界では、リアルとサイバーの融合やブロードバンド化、グローバル化など、インターネットのモバイル化が進んでいると、NTTドコモプロダクト&サービス本部長の辻村清行氏。こうした流れを背景に、ドコモとグーグルの共通領域であるモバイルインターネット分野で連携を図るのが提携の狙いだ。なお、ドコモではHSDPAやHSUPAの導入を進めるなどモバイルのブロードバンド化に積極的で、「次の機種からFlash Videoのコーデックを入れたいと計画している」(辻村氏)という。「これにより、例えばフルブラウザ経由でYouTubeが自由に見られるようになるという進化が起こる」(同)

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