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» 2008年08月22日 15時21分 UPDATE

Mobile&Movie 第319回:ダークナイト「携帯電話をお預かりします」

映画に登場する“モバイル製品”をチェックする「Mobile&Movie」。今回ご紹介するのは、バットマンシリーズの最新作「ダークナイト」。鬼気迫る演技でジョーカーに扮したヒース・レジャーの遺作となってしまった作品です。【ネタバレ注意】

[本田亜友子,ITmedia]
作品名ダークナイト(The Dark Knight)
監督クリストファー・ノーラン
制作年・製作国2008年アメリカ作品


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 今回ご紹介する作品は、今年初めに急逝してヒース・レジャーの遺作となった『ダーク・ナイト』。ヒース・レジャー扮するジョーカーは、まさに鬼気迫る迫力。そんなジョーカーに、バットマンは携帯電話を駆使して立ち向かいます。

 以下、内容に触れますので、これから見る予定の方は注意して下さい。

 悪がはびこるゴッサムシティ。億万長者のブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)は、昼は大企業の社長、夜は悪を成敗をするバットマンとして、働き続けていました。執事のアルフレッド(マイケル・ケイン)は、ブルースの身体をいたわり、1日も早く犯罪が消え、ブルースがバットマンのマスクを脱ぐ日を待ち望んでいました。

 ゴッサムシティの犯罪は、バットマンの活躍で徐々に減りつつありましたが、ブルースは諸悪の根源であるマフィアのマネーロンダリングを防ぐため、ゴードン警部(ゲーリー・オールドマン)と協力し、さらに取り締まりを強化していました。

 かつてはブルースと心を寄せ合っていたレイチェル(マギー・ギレンホール)も、検事としてゴッサムシティの犯罪撲滅に尽力していました。そんなマギーの公私に渡るパートナーとなっていたのが、新任の地方検事ハービー(アーロン・エッカート)。ハービーは持ち前の正義感でさらに、ゴッサムシティのマフィアを厳しく取り締まり、マフィアの壊滅も目前に迫っていました。

 そんな中、マフィアの資金源となっていた香港の企業に、自社との合併話を持ちかけ、ブルースは不正な金の流れを調査。取締役のルーシャス(モーガン・フリーマン)を、香港に向かわせ、交渉させることに。

 「携帯電話をお預かりします」

 香港のビルの入り口で携帯電話を手渡すルーシャス。この預けた携帯電話で、本来の目的が実行されたのでした。ルーシャスがビルを出て数時間後、バットマンがこのビルに忍び込み、ルーシャスの携帯電話から発する電波で警備システムを混乱させ、隠れていた社長を確保し、ゴッサムシティへと連れて行ったのです。この社長は、ゴッサムシティのマフィアのマネーロンダリングの証人として、出廷する予定でした。

 こうして追い詰められたマフィアは、ある男と取引することに。その名はジョーカー(ヒース・レジャー)。残虐なジョーカーの行動は、マフィアでさえ理解できないものでしたが、自分たちの身を守るためと渋々ジョーカーの要求を飲み、バットマンの暗殺と捉えられたマフィアの釈放を依頼したのでした。

 モラルや罪悪感をまったく持たず、ゲームのように人を殺していくジョーカーは、ルールを重んじるハービーや、人は決して殺さないバットマンのやり方では対抗できない強敵。“ヒーローとして死ぬか、生き延びて悪に染まるか”――。究極の決断を迫られた時、バットマンはルールを破り、ジョーカーと対峙することを決意します。クライマックスでは携帯電話が、バットマンをサポートします。

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