Nexus 5のベンチマークスコアと背面温度をチェックする:スマートフォンの性能測定もいろいろ大変です(1/2 ページ)

» 2013年11月21日 11時29分 公開
[長浜和也,ITmedia]

イー・モバイル縛りアリならGoogle Playより安く

 Nexus 5は、OSにAndroidの最新バージョンで開発コード名“KitKat”こと「Android 4.4」を導入したスマートフォンだ。Googleが自ら販売してGoogle Playから購入できることから、Android 4.4を導入したスマートフォンのリファレンスモデルという位置づけだが、製造そのものはLG電子が担当してる。7インチディスプレイタブレットのNexus 7シリーズが、Google取り扱いで製造をASUSが行っているのと同じだ。

 日本では、イー・モバイルもNexus 5「EM01L」を取り扱っていて、キャリアが用意する料金プランと契約する代わりにイー・モバイルが提供するサービスが利用できる。イー・モバイル版Nexus 5では「EMOBILE 4G-S」に対応し、イー・モバイルのLTE(1.7GHz帯)とソフトバンクのLTE(2.1GHz帯)が利用できる。また、2014年春以降に開始予定の900MHz帯を使ったLTE通信も利用できる予定だ。さらに、端末はLTE Category 4をサポートするので、仕様上は下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsの通信が可能だ。ただし、現時点のイー・モバイル網では、最大通信速度が下り75Mbps/上り25Mbpsになる。

※初出時に、上りの最大通信速度を50Mbpsとしていましたが、正しくは25Mbpsです。お詫びして訂正いたします(11/22 10:55)。

Android 4.4を導入したNexus 5はLG電子が製造している。Googleが提供するリファレンスデバイスという位置づけで、それは、イー・モバイルモデルの「EM01L」でも変わらない。ホーム画面もシンプルなデザインで、アイコンもGoogle提供アプリをまとめたフォルダとGoogle Play、カメラ、ブラウザ(Chrome)、ハングオン、そして電話アプリのみだ(写真=左)。スペック表で重さは約130グラムとなっている。評価用機材を実測すると132グラムだった(写真=右)

 Nexus 5をイー・モバイルで購入する場合、本体価格は新規加入の一括購入で5万400円。「バリュースタイル−S」(一括払い)を適用すると、1万600円割引の店頭キャンペーン価格となる3万9800円で購入できる。さらに、バリュースタイル−Sで月払い2100円の24回払いにすると、通信料からの月額割引−Sを最大に適用した場合で実質負担金が1万80円になる。

 Google PlayからNexus 5の16Gバイトモデルを購入すると3万9800円なので、イー・モバイルの縛りなし一括購入価格は高く思うかもしれない。ただ、あらゆる縛りを受け入れることができれば、実質負担金は1万80円まで下げることができる。自由な3万9800円か縛られた1万80円かでユーザーは判断することになる。なお、イー・モバイルと契約して購入するとサポートの窓口が分かりやすいというメリットもある。

 本体のサイズは、 約69(幅)×138(高さ)×8.6(幅)ミリで、重さは約130グラムで、5インチディスプレイを搭載するスマートフォンとしては平均的な値だ。GALAXY S4とほぼ共通する。本体には、5インチディスプレイを搭載して解像度は1080×1920ピクセルとフルHDに対応する。

 ハードウェア構成は、プロセッサーがQualcommの最新世代“Snapdragon 800”シリーズのクアッドコアタイプで、動作クロックは最大2.26GHzだ。Googleやイー・モバイル、LG電子が公表しているスペック表には、具体的な型番を示していないが、ベンチマークテストのシステム情報では「MSM8974」と表示する。システムメモリとして使うRAM領域は2Gバイト、データストレージとして使えるフラッシュROMの容量は16Gバイトを用意する。

 Nexus 5のメインコンセプトがAndroid 4.4リファレンスであるためか、GoogleもLG電子もイー・モバイルも、ハードウェアスペックについては、あまり訴求していないけれど、性能に影響するハードウェアはハイエンドモデルに相当すると考えていい。

「Nexus 5(EM01L)」の主なスペック
機種名 Nexus 5(EM01L)
OS Android 4.4(KitKat)
CPU Qualcomm Snapdragon 800/2.26GHzクアッドコア
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約69×138×8.6ミリ
重さ 約130グラム(バッテリー内蔵)
バッテリー容量 2300mAh
メインカメラ 有効約800万画素CMOS
インカメラ 有効約130万画素CMOS
メモリ ROM:16Gバイト、RAM:2Gバイト
ディスプレイ 約5インチフルHD(1080×1920ピクセル)TFT液晶
ボディカラー ブラック、ホワイト
主なサービス・機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth(4.0)、NFC(Androidビーム※2014年春以降の提供開始を予定)、ワイヤレス充電対応 ほか

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月13日 更新
  1. スマホの「実質価格」高騰の恐れ、iPhone 18 Proは2倍高く? 総務省の残価設定ルール厳格化は“誰のため”か (2026年10月10日)
  2. ダイソーで1100円の「GaN USB充電器」は折り畳みプラグで外出用に持ち歩きやすい 45W出力対応でPCでも使える (2026年10月10日)
  3. 個人情報の流出にユーザーはどう備える? 乗っ取りやクレカ不正利用を防ぐ「3段階」の対策ガイド (2026年10月12日)
  4. 楽天モバイル、KDDIローミングが大幅に縮小――ユーザーに対する説明責任はないのか (2026年10月11日)
  5. ダイソーで1100円のノイキャンイヤフォン「TWS009」を試す 騒音カットの効果は実感も電池持ちに課題か (2026年10月09日)
  6. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  7. 資産3000万円以上が対象 MUFG「エムット」最上位サービスと“年会費無料”アメックス・プラチナの魅力とは (2026年10月08日)
  8. 10月1日から楽天モバイルの「au 4G LTEエリアローミング」が縮小も意外と残っている件 (2026年10月10日)
  9. 【ワークマン】4900円の「アーバンライトバックパック」 豊富なポケットやナスカン&バックル付き (2026年10月11日)
  10. POCO F9 Ultraのベースモデル「REDMI K100 Pro Max」はバッテリー容量とカラバリに違いがある (2026年10月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー