超広角カメラって楽しい! 「HUAWEI Mate 20 Pro」の進化したAIカメラを試す:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(1/3 ページ)

» 2018年11月28日 14時00分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

 「HUAWEI P20 Pro」で縦にカメラを3つ並べたと思ったら、今度は中央にぎゅっと四角く並べてきた「 HUAWEI Mate 20 Pro」。

 P20 Proは3連って感じだけれど、Mate 20 Proは4連……カメラは3つだけれど、ほぼ同じ大きさでライトも置いたというデザインはこっちの方が「なんかすごいことができそう感」にあふれていていい。

 で、実際にすごいことができるのである。

 P20 ProとMate 20 Pro。同じトリプルカメラでもその“内訳”が全然違うのだ。前者は「広角カメラ×2(カラーセンサーとモノクロセンサー)+3倍望遠カメラ」という構成だったけれど、Mate 20 Proは「0.6倍超広角カメラ+広角カメラ+3倍望遠カメラ」という構成。モノクロカメラの代わりに超広角カメラが付いたのである。

 これが面白い。

Mate 20 Pro 中央部やや上に4つのマルが並んだデザインが印象的なMate 20 Pro。このデザインはインパクトがあってよい!
カメラのアップ Mate 20 Proのカメラ部をアップ。4眼に見えるけれど、実際は3眼にLEDライトだったりする

超広角カメラを楽しめ!

 で、いつもモデルをしてくれる女子大生(ありがとうございます)をこれで撮ろうとしたら、いきなりこう言われた。

「撮るとき、どのカメラをみればいいの……?」

 答えた。

「……とりあえず、4つの丸の真ん中を見といてください」

 で、どれが何なのか、後から調べたので、まずはカメラの解説から。3つのカメラは、右上がメインの広角、左下が3倍望遠、そして右下が今回の目玉ともいえる0.6倍超広角だ。

カメラの構成 3つのカメラはこういう構成。それぞれ画素数も画角もレンズの明るさも違う。「○○mm相当と」いうのは、「35mmフィルム」あるいは「フルサイズセンサー」換算した場合の焦点距離

 ややこしいのは、この3つのカメラの使い分け。どういうときにどう切り替わるか。3つとも画素数が違うけれど、どう整合性を取っているのか。

 簡単にいえば「その辺はカメラが自動的にやるから、使う人は画素数なんて気にするな」なのだが、一応気にしてみる。

 カメラアプリの「写真」モードでは、撮影(画像)サイズを選べるが、メインカメラの最高画素数である「40M(7296×5472ピクセル)」にすると、ズーム類が一切使えなくなる。高画素だけれど、画角が固定されるのだ。

 それはMate 20 Proの使い勝手をスポイルしちゃうので、普段はデフォルトの「10M(3648×2736ピクセル)」にしておくと良い。そうすると、16mm相当から70mm相当まで(5xにすると135mm相当まで)使える。

アウトカメラの解像度 アウトカメラの解像度。デフォルトの「10M」がオススメ

 ちなみに、アウトカメラのズーム倍率は、メインカメラを「1x(1倍)」としているので、超広角カメラは「0.6x」になる。

 0.6xから3xまで……って言われるととトータルで何倍なんだ? となっちゃうが、普通は一番広角側を基準としてズーム倍率を語るので、超広角(16mm)から望遠(80mm)までで比べると“5倍”。本来的な意味では望遠カメラは「5倍」なのだ。

 とりあえず、この記事ではMate 20 Proの表記に従うことにする。

 撮りながら各カメラの振る舞いをチェックしよう。

0.6x(16mm相当)の超広角

 今回の目玉はこれ。個人的にはメチャこれ。16mm相当といえばめちゃ広角である。

 カメラの「1x」とあるところをタップすると、1x→3x→5x→0.6x→1xと倍率が切り替わる。

 0.6xにするには3回タップしないといけないわけだが、「1x」のところを右にスワイプして端までスライドした方が早いかも。

撮影画面(その1) これの「1x」をタップするかスワイプして「0.6x」にすると……
撮影画面(その2) 「0.6x」にするとこんなに変わる

 中央に出ているマークは「電子水準器」。必要に応じて現れて、風景などを撮るときにきちんとカメラが水平になるよう指導してくれる。

 これは便利……なんだが、現れるタイミングがよく分からない。撮るときは微妙な傾きに気づかないこと多いから、もっと頻繁に出してほしいと思う。

 で、超広角の画角の差は一目瞭然。

1x 1xで撮影(27mm相当)
0.6x 0.6xで撮影(16mm相当)

 超広角って「広い範囲」が写るのみならず、パースが強く付くことで遠近感が強調されるのが良い。雲の描写を見るとこの迫力はよく分かる。動画でもこのワイド感は楽しい。

 風景のみならず、狭い室内でも超広角は良い。

昭和なビル 古い昭和のビルの昭和な感じを1発で

 超広角は少し斜めから(上からとか下からとか)撮ると、遠近感が強調される。

 ちなみに、0.6x時(つまり、超広角カメラで撮ったとき)は、1x時の画像サイズを10Mに設定していても自動的に「20M(5120×3840ピクセル)」で撮影される。

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