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ARM、低消費電力の小型プロセッサ「Cortex-M0」を発表

» 2009年02月24日 07時39分 公開
[ITmedia]

 英ARMは2月23日、小型で消費電力が低く、かつエネルギー効率に優れた組み込み用32ビットプロセッサ「Cortex-M0」を発表した。同日からライセンス供与を開始する。

 同社によれば、低消費電力、小型化により、低コストのデバイス製造が可能になる。また既存のCortex-M3プロセッサとツールおよびバイナリの互換性があるため、システムコストが節約できるという。

 Cortex-M0は回路規模1万2000ゲート以下、消費電力はARM 180ULL(Ultra Low Leakage)フィジカルIP使用時でわずか0.085ミリワット/MHzを実現する。この超低消費電力により、医療機器や小型の照明、ゲームアクセサリ、小型電源などさまざな分野での導入が見込めるとしている。

 オランダのNXP Semiconductorsと米Triad Semiconductorが既にライセンスを受けている。

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