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» 2009年09月24日 20時44分 UPDATE

ワコムからマルチタッチ対応の「Bamboo Pen & Touch」シリーズが登場

ワコムは、9月24日にバリュークラスタブレット「Bamboo」シリーズの新製品4モデルを発表した。販売開始は10月3日の予定。

[長浜和也,ITmedia]

ペンが付属しない「Bamboo Touch」が登場

kn_wacom_01.jpg 製品発表会で展示された「Bamboo」シリーズの新製品

 今回発表されたBambooシリーズは「Bamboo Touch」「Bamboo Pen & Touch」「Bamboo Fun Pen & Touch」「Bamboo Art Master」の4モデル。また、Bamboo Fun Pen & Touchには、サイズ違いで“Small”と“Medium”の2モデルが用意され、それぞれにホワイトとシルバーのカラーバリエーションが登場する。Bamboo Art Masterは、Bamboo Fun Pen & TouchのMediumモデルにガイドブックを付属させたパッケージだ。なお、Bamboo TouchとBamboo Pen & Touchのボディカラーはブラックのみ、Bamboo Art Masterはシルバーモデルのみとなる。

 Bamboo Fun Pen & TouchとBamboo Art Masterは「Adobe Photoshop Elements」(Windows版は7、Mac版は6)、「Corel Painter Essentials 4」、「水彩LITE」(Windows版のみ)、「Photo Creator for Wacom」(Windows版のみ)、「LoiLoScope plus for Wacom」(Windows版のみ)が標準で付属する。Bamboo TouchとBambooは、ともにソフトが付属しない。両者の違いはペン機能の有無で、Bamboo Touchには電子ペンが付属しない。

 価格はすべてオープンで、ワコムストア価格は、Bamboo Touchが6980円、Bamboo Pen & Touchが9980円、Bamboo Fun Pen & TouchのSmallモデルが1万2800円、同じくMediumモデルが1万9800円、Bamboo Art Masterは2万800円になる(すべて税込み)。

 新しいBambooシリーズは、マルチタッチに対応したのが最も大きな特徴だ。ワコムでは、Bambooの新しい利用方法として、これまでの描画作業の入力ツールとしてだけではなく、指で直接操作してPCの操作性を向上させる“マンマシンインタフェースデバイス”としても、Bambooシリーズを訴求していく。

 ワコムでは、マルチタッチを利用したジェスチャー機能に対応するアプリケーションのリストを公開している。それによると、製品に付属するPhotoshop Elementsではスクロールとズーム機能でジェスチャー機能に対応するほか、Corel Painter Essentials 4とPhoto Creator for Wacomではスクロール、ズーム、回転操作も可能になる。また、LoiLoScope plus for Wacomもズーム操作がジャスチャー機能でできるという。付属ソフト以外でも、Internet ExplorerやSafari、Firefox、Microsoft Office(2003以降)、Google Earthなどでジェスチャー機能が利用できる。

 新しいBambooはボディデザインも一新され、2009年3月に登場した「Intuos4」で導入された“線対称レイアウト”が採用された。また、Bamboo Pen & Touch、Bamboo Fun Pen & Touch、Bamboo Art Masterでは、筆圧感知レベルが従来の512レベルから1024レベルに拡張され、タブレット表面シートの耐久性も向上したとワコムは説明している。

kn_wacom_02.jpgkn_wacom_03.jpg Bamboo Fun Pen &TouchのMediumモデル。新しいBambooシリーズは、2009年3月に登場したIntuos4で導入された線対称のデザインを取り入れているので、利き手に関係なく使える(写真=左)。こちらは、同じBamboo Fun Pen &Touchのホワイトモデル。マルチタッチに対応したBambooは、ジェスチャー機能を利用したズーム、スクロール、回転が可能だ(写真=右)

「直感で分かりやすい」が重要なキ−ワード

 ワコムは、9月24日に製品発表会を行い、同社代表取締役社長の山田正彦氏は、Bamboo Touchにこめたワコムの新しい方向性を説明した。山田氏は、「多機能になるほど簡単な使いかたが求められる。そうでないと、便利なはずの技術が使いこなせない。PCに慣れているベテランだけでなく、だれにとっても分かりやすいことが重要だ」と、多機能化が進むPCやアプリケーションが抱えている問題を指摘した。

 そのうえで山田氏は、「これからのPCには、単純な情報を伝達するだけでなく、ユーザーの感性をいかにして表現するかが求められる。ワコムは、“線を引く”という単純な機能ではなく、直感的で分かりやすい“タッチ”という表現方法を生かす新しい製品を開発した」と、Bamboo Touchが登場した背景を説明した。

 製品発表会では、ホームユースとビジネスユースのそれぞれで、Google Earthを直感的に操作し、Office WordやPowerPointのプレゼン資料に手書きで注釈を挿入する活用方法を、会場に組んだセットでBamboo Touch & Penを実際に使って紹介していた。

kn_wacom_04.jpgkn_wacom_05.jpgkn_wacom_06.jpg ライブデモでは、ジェスチャー機能を使ったスクロールや回転、ズームでGoogle Earthを操作したり(写真=左)、プレゼン資料やドキュメントファイルに手書きで注釈を挿入する機能が紹介された(写真=中央、右)

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