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動き出したWindows 8プロジェクト 7月から本格化かせかにゅ

» 2009年12月04日 13時40分 公開
[ITmedia]

Microsoft、2010年7月からWindows 8に注力?

 Microsoftは既にWindows 8の開発を進めており、2010年7月ごろから本格的な取り組みが始まるようだ。同社の求人広告が、それを示唆している。例えばWindows Updateチームのエンジニアの募集要項には「われわれはWindows 7の作業を終えたところで、Windows 8のプランニングと準備を進めている」と書かれている。またパートナーシップや製品ローンチを担当するシニアマネジャーの募集ページでは「2010年度にはWindows Server R2、SQL Server R2、Wave 14(Office 2010、SharePoint 2010、Exchange 2010)に注力し、2011年度(2010年7月開始)にはWindows 8に切り替える」とある。MicrosoftがPDC 2009で見せたとされるロードマップでは、Windows 8は2012年にリリースされる予定という。

Microsoft to switch internal focus to Windows 8 in July 2010(Ars Technica)

ダイエット版Chrome OS登場

 Chromium OS(Chrome OSのオープンソース版)のダイエットバージョン「Diet Chromium」を、Hexxehと名乗る英国の学生が開発した。Googleが公開した同OSのソースコードを基に、1GバイトUSBメモリにも入れられるように軽量化したものだ。Hexxehは既にChromium OSをUSBメモリから利用するためのビルドを公開していたが、4Gバイトの容量が必要だった。Diet ChromiumはWindows、Linux、Mac向けに提供されている。ほかにも、DellがLatitude 2100、Mini 9、Mini 10vで動くChrome OSビルドを公開している。

Diet Chromium Offers Slimmed Down Chrome OS(PCWorld)

Appleの「価格操作」をメモリ業界関係者が批判

 Appleがフラッシュメモリの価格を人為的に押し下げていると、韓国紙Korea Timesが伝えている。同紙が業界筋の発言として報じたところによると、AppleはSamsungやHynixなどのメーカーに、実際に購入する以上の量のフラッシュメモリを要求しているという。サプライヤーは大量発注を期待してフラッシュメモリの生産を増やすため、価格は下落する。これによりAppleは安くフラッシュメモリを調達し、メーカーには過剰な在庫が残ると同紙は伝えている。業界関係者はこうしたやり方を「フラッシュメモリ業界の健全性を損なう」と批判している。

Apple accused of manipulating NAND flash prices(Ars Technica)

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