携帯向け広告企業の米AdMobは12月18日、2009年1〜11月のスマートフォン市場に関する調査結果を発表した。2009年は、iPhone販売地域の拡大やAndroid端末の新製品発売などの結果、スマートフォンの普及が加速したという。
iPhoneおよびiPod touchは世界23カ国で販売されており、11月の時点でAnMobの広告ネットワークがリーチした累計台数は、iPhoneが1800万台、iPod touchが730万台だった。国別シェアを見ると、米国が50%と圧倒的に多く、英国8%、フランス6%と続く。日本は3%で、1月から11月のユーザー拡大率では約350%でトップだった。
OS別シェアでは、iPhone OSが54%、Symbian OSが19%、Androidが16%だった。
Android端末は10月末の米Motorola製DROID発売で勢いを増し、米国スマートフォン市場で10月の20%から11月には27%へとシェアを伸ばした。米国でのAndroid端末の機種別シェアでは、DROIDはHTC Dream(T-Mobile G1)の38%に次ぐ25%だった。3位はHTC Magic、4位は10月に発売されたHTC Heroだった。
AdMobは1万5000以上の携帯向けWebサイトやアプリケーションに広告を配信しており、同調査はこの広告ネットワークのデータに基づいている。
【訂正】当初日本のシェアを4%と記載しておりましたが、3%の誤りでした。訂正しておわびいたします。(2010年1月12日)
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