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» 2010年03月26日 08時32分 UPDATE

スパムメールの危険を認識するも、ついついクリック――業界団体の調査

危険なボットやウイルスのことを知っていながら、スパムメールを開いたりリンクをクリックしてしまうユーザーが半数を占めるという。

[ITmedia]

 電子メールを通じてボットやウイルスに感染する恐れがあると知りながら、いまだに多くのコンシューマーがスパムメールをクリックしてしまう――。メールセキュリティの業界団体Messaging Anti-Abuse Working Group(MAAWG)が欧米で実施した意識調査でそんな傾向が判明した。

 それによると、感染したコンピュータを遠隔操作するボットの存在については80%以上が知っていると回答したにもかかわらず、約半数がスパムメールを開いたり、リンクをクリックしたりしてしまうほか、添付ファイルを開いたり、返信・転送したりしたことがあると答えた。

 特に、「自分は電子メールセキュリティに詳しい」との意識が強い35歳未満の男性は、スパムを開いたり、リンクをクリックしてしまったりするといった危険行為に出てしまう割合が、ほかの年齢層よりも高かった。

 こうした行為は詐欺やマルウェア感染、なりすましなどの被害につながる恐れがあるが、自分が被害に遭うかもしれないと考えるユーザーは3分の1にとどまった。

 「スパムに返信したり、メールのリンクをクリックしたりすれば、詐欺の標的として身をさらしたり、コンピュータを制御されてスパム送信やウイルス拡散、サイバー攻撃実行などに悪用されてしまう恐れがある」とMAAWGは警告している。

 調査は2010年1月に、米国の約1000人と、カナダ、フランス、ドイツ、スペイン、英国のそれぞれ500人を対象にインターネットで実施した。

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