ITmedia NEWS > セキュリティ >
セキュリティ・ホットトピックス

会社の帯域幅の10%はYouTube――セキュリティ企業が調査

» 2010年04月20日 08時32分 公開
[ITmedia]

 セキュリティ企業のNetwork Boxは、企業ネットワークの利用状況に関する実態調査の結果を発表した。帯域幅の10%がYouTubeに使われていることが分かった。

 同社は2010年1〜3月期に企業で使われた130億のURLを分析し、サイトや帯域幅の利用状況を調べた。その結果、帯域幅の消費が多いサイトはYouTubeが10%を占めてトップだった。次いでFacebook(4.5%)、Windows Update(3.3%)、Yahoo!の画像サーバのYimg(2.7%)、Google(2.5%)の順だった。

 企業からの閲覧が多かったWebサイトはFacebook(6.8%)を筆頭に、Google(3.4%)、Yimg(2.8%)、Yahoo!(2.4%)、DoubleClick(1.7%)が上位を占めた。一方、企業のIT管理者250人を対象に実施した調査では、今年最も懸念されるセキュリティ問題として43%が「職場でのSNS利用」を挙げたという。

 Network Boxはこの結果について「職場でのSNS利用には懸念すべきことが2つある。1つは従業員がSNSからアプリケーションをダウンロードして、企業のセキュリティが脅かされる恐れがあること。もう1つは会社の帯域幅が仕事とは無関係な活動のために使われる恐れがあることだ」とコメントしている。

企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック

過去のセキュリティニュース一覧はこちら

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.