ITmedia NEWS > 速報 >

Google、検索ページを刷新 Bing似のツールパネルを常設

» 2010年05月06日 07時45分 公開
[ITmedia]

 米Googleは5月5日(現地時間)、検索ページの見た目を刷新したと発表した。同日から37カ国語版で順次移行していく。また、米国のモバイル版検索ページも刷新した。

new google 新しい検索結果ページ(左)と従来のページ(クリックすると新ページの拡大版を表示)

 大きな変更点として、検索結果ページの左側にツールをまとめたパネルを常設した。従来の「ユニバーサル検索」「Options」(日本では「検索ツール」)「Google Squared」の機能をまとめてある。ユニバーサル検索では、「ニュース」「画像」「動画」「地図」「書籍」「ブログ」「アップデート」「掲示板」を選択することで、各ジャンルで検索結果をフィルタリングできる。このジャンルはユーザーが入力した検索語に合わせて表示順序が変わる。例えば「憲法」を検索すると「書籍」がトップに、「猫」を検索すると「画像」がトップになる。パネルの下部にある「Something different」(日本時間の6日現在、日本語版では表示されない)は実験プロジェクトのGoogle Squaredの技術を応用したもので、単純な検索結果ではなく、検索語に関連したトピックを表示する。

 また、Googleのロゴも変更した。従来より立体感のないものになっている。

new logo 新旧ロゴ(左が新しいロゴ)

 検索語を入力する枠がやや大きくなり、「検索」ボタンが枠に一体化したほか、「検索オプション」リンクが検索枠の隣から下に移動するなど、こまかい修正も行われている。検索製品およびユーザーエクスペリエンス担当副社長を務めるマリッサ・マイヤー氏は今回のリニューアルについて、Webと検索技術の高度化に対応するもので、ユーザーに従来より簡単で正確な検索結果を提供するのが目的だとしている。今後さらに検索ページを改良していくという。

企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.