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» 2010年09月13日 07時58分 UPDATE

Android、2010年中に世界携帯OS市場で2位に――Gartner予測

Gartnerは、GoogleのAndroidが携帯向けOS市場で2010年中にBlackBerryを抜いて2位になると予測している。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 米調査会社Gartnerは9月10日(現地時間)、2014年には世界携帯OS市場の約6割をSymbianとAndroidが占めるようになるという見通しを発表した。

 フィンランドのNokiaが提供するSymbianは、同社のマスマーケット向け低価格端末販売戦略により今後も首位を守るが、2014年には米GoogleのAndroidがほぼ同じレベルのシェア(Symbianが30.2%、Androidが29.6%)を獲得するとGartnerはみている。

 Androidは、2010年末にはカナダのResearch In Motion(RIM)が販売するBlackBerryを抜いて2位になるという。これは、Gartnerが2009年に発表した予測より2年も早い。Gartnerはその理由として、通信事業者(CSP)によるマーケティングや端末メーカーのサポートを挙げている。韓国のSamsungが2010年に低価格のAndroid端末の発売を計画しており、Sony Ericsson、LG Electronics、Motorolaも同様の戦略を持っている。その結果、2010年末にはAndroidが北米の携帯OS市場でトップを獲得するという。

 Gartnerのアナリスト、ロベルタ・コッツァ氏は「AppleのiOS 4、BlackBerry OS 6、Symbian^3よび^4、Windows Phone 7など、各OSのアップデートが2010〜2011年のスマートフォン販売拡大を支えるだろう。だが、市場を制するのは、CSPとメーカーが強力にサポートし、コンシューマーと企業に対して強いブランド力を持つ一握りのOSになる」と語った。同氏は、2014年にWindows Phone 7はNokiaが提供するLinux OSのMeeGoより下の6位になるとみている。

世界におけるOS別エンドユーザー向け携帯コミュニケーション端末販売台数推移(単位:千台)
OS名 2009年 2010年 2011年 2014年
Symbian 80,876.3 107,662.4 141,278.6 264,351.8
シェア(%) 46.9 40.1 34.2 30.2
Android 6,798.4 47,462.1 91,937.7 259,306.4
シェア(%) 3.9 17.7 22.2 29.6
RIM 34,346.8 46,922.9 62,198.2 102,579.5
シェア(%) 19.9 17.5 15.0 11.7
iOS 24,889.8 41,461.8 70,740.0 130,393.0
シェア(%) 14.4 15.4 17.1 14.9
Windows Phone 15,031.1 12,686.5 21,308.8 34,490.2
シェア(%) 8.7 4.7 5.2 3.9
その他 10,431.9 12,588.1 26,017.3 84,452.9
シェア(%) 6.1 4.7 6.3 9.6
合計 172,374.3 268,783.7 413,480.5 875,573.8
(資料:Gartner)
変更履歴:「携帯向けOS市場」を「携帯電話市場」と誤認した記事になっていたため、修正しました。[2010/09/14 12:20]

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