フォーカル、ビデオスクラッチが可能となるキットを発売

» 2004年01月28日 14時59分 公開
[ITmedia]

 フォーカルポイントコンピュータは、ターンテーブルでビデオのスクラッチができるキット「EJ MIDI ターンテーブル」を2月上旬に発売する。オープン価格。同社直販サイト「Maclet」価格は10万8000円。

 ヘッドシェルの交換が可能なターンテーブルを利用する。ターンテーブルのヘッドシェルを光学式ヘッドシェルに交換し、特殊白黒パターンが印刷された付属の「EJ Vinyl 12インチディスク」を操作することで、ビートジャグリングなどのスクラッチを動画で楽しめる。通常のターンテーブルと同様、ビデオの早回し、リバース、ピッチの変更(33rpm、45rpm)などの操作をターンテーブル上で行える。

 12インチディスクの白黒パターンは裏表/内周外周により異なり、光学式ヘッドシェルのドロップ場所を変更することで、スクラッチのスピードが変化する。また、PCのキーボードからニードルドロップ(頭出し)、リバース、ポーズ、ミュートなどの操作も行える。

 なお、2つの「EJ MIDI ターンテーブル」「ビデオミキサー」があれば、2つのビデオデータをミックスすることも可能(ビデオミキサにオーディオミックス機能がない場合、別途オーディオミキサが必要)。

 PCにビデオ出力ポートまたはスキャンコンバータがあれば、ターンテーブルでプレー中のビデオを外部録画機器に録画できる。コンピュータとの接続には別途MIDIインタフェースが必要。付属のビデオスクラッチソフト「ScratchTV」はQuickTimeベースで、.mov、.avi、.mp3、.aiff、.wavなどのフォーマットに対応している。対応OSは、Mac OS X 10.2以降またはWindows 2000/XP。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月26日 更新
  1. ワコムが有機ELペンタブレットをついに投入! 「Wacom Movink 13」は約420gの軽量モデルだ (2024年04月24日)
  2. わずか237gとスマホ並みに軽いモバイルディスプレイ! ユニークの10.5型「UQ-PM10FHDNT-GL」を試す (2024年04月25日)
  3. 「社長室と役員室はなくしました」 価値共創領域に挑戦する日本IBM 山口社長のこだわり (2024年04月24日)
  4. 「Surface Go」が“タフブック”みたいになる耐衝撃ケース サンワサプライから登場 (2024年04月24日)
  5. QualcommがPC向けSoC「Snapdragon X Plus」を発表 CPUコアを削減しつつも圧倒的なAI処理性能は維持 搭載PCは2024年中盤に登場予定 (2024年04月25日)
  6. 16.3型の折りたたみノートPC「Thinkpad X1 Fold」は“大画面タブレット”として大きな価値あり (2024年04月24日)
  7. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
  8. アドバンテック、第14世代Coreプロセッサを採用した産業向けシングルボードPC (2024年04月24日)
  9. AI PC時代の製品選び 展示会「第33回 Japan IT Week 春」で目にしたもの AI活用やDX化を推進したい企業は要注目! (2024年04月25日)
  10. ロジクール、“プロ仕様”をうたった60%レイアウト採用ワイヤレスゲーミングキーボード (2024年04月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー