新デザインの省スペース筐体を採用したコストパフォーマンスPC──エプソンダイレクト EDiCube MR1300(1/2 ページ)

» 2004年10月19日 18時27分 公開
[平澤寿康,ITmedia]

 今回は、EDiCube MRシリーズの中位モデルとして位置づけられているEDiCube MR1300をいち早く評価できたので、新しくなった仕様などを中心に紹介していきたい。ただし、試用機は開発途中のβモデルであったため、ソフトウェアの完成度など、製品版とは若干様相が異なることをあらかじめお断りしておく。

EDiCube MR1300

Intel 915Gマザーで基本スペックをアップ

 EDiCube MRシリーズは、従来機種のMWシリーズ同様、コストパフォーマンスを重視したモデルであるが、新チップセット搭載マザーボードの採用で基本スペックが進化している。

 EDiCube MRシリーズのマザーボードは、インテルの最新チップセットであるIntel 915Gを実装するASUS製のP5GD1-VM。そのおかげでCPUはLGA 775対応Pentium 4およびCeleron Dが使えるようになり、Pentium 4の最速モデルであるPentium 4 560(動作クロック 3.60GHz)はもとより、より早いCPUへのアップグレードも可能になっている(とはいえ、あとは動作クロック3.80GHzが登場するのみだが)。

 ブックタイプの小型筐体を採用していることもあって、電力の供給や冷却効率の観点から、ハイエンドCPUの利用に関して若干不安を感じるかもしれない。しかし、組み込まれている電源ユニットは275ワットと、省スペースPCとしては大出力のものを搭載しており、消費電力の大きいCPUにも十分対応できる。

 難しい冷却についても、CPUに大型ヒートシンクと大型空冷ファンを取り付け、さらに筐体のパネルがCPU付近でメッシュ構造となっているおかげで、外気を直接取り込んで効率的に冷却できるように工夫されている。これならハイエンドCPUを搭載しても安定した動作が期待できるだろう。

筐体のサイドと上面に開けられた冷却用の穴。このあたりにCPUクーラーがレイアウトされている

筐体パネルを外すと補強用のパネルと大口径のCPUクーラーファンが姿を見せる。メモリやPCIスロットの拡張は補強用のパネルを外して行うようになる

 グラフィックス機能は、標準仕様でチップセット内蔵の機能が利用される。チップセット内蔵といっても、Intel 915Gに内蔵される「Intel Graphics Media Accelerator 900」は、Direct X 9に対応したピクセルシェーダユニットをもっているため、従来のチップセット内蔵グラフィックス機能よりも大幅に3D描画能力が向上している。最近の3Dゲームソフトも十分プレイ可能だ。

 加えて、マザーボードには拡張スロットとしてPCI Express X16/X1スロットがそれぞれ一つずつ用意されているので、最新GPUを搭載するPCI Express対応カードの搭載でさらなるグラフィックスス機能の強化もできる。

 ただし、10月19日時点で、エプソンダイレクトのBTOから専用グラフィックスカードが選択できない。これについてエプソンダイレクトは、時期未定ながらBTOのメニューにグラフィックスカードを追加するべく現在準備をすすめている、と説明している。

 ちなみに、拡張スロットはPCI Express以外にPCIスロットが2スロット用意され、それぞれLow Profile対応カードが搭載可能となっている。

モノトーンのスタイリッシュな新型筐体を採用

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