“録画文化”は死ぬのか? 物理メディアの終わりが見えてきた今、TV番組保存の現実的な代替案を考える(1/3 ページ)

» 2026年04月01日 12時00分 公開
[迎悟ITmedia]

 TV番組をリアルタイムで見ている人が年々減っているというのは、多くの人が実感しているところだろう。

 複数のネット配信サービスを活用することで、リアルタイム視聴にはない「放送よりも早く見られる」「日中や深夜帯など、見づらい時間の番組を好きなときに見られる」というメリットもある。デバイスも自由であるため、「TV番組をTVで見ていない」という人も珍しくない。

 もちろんそれは筆者も同様だ。見ようと思っていた番組を見逃してしまったときにはネット配信にないか探して見ているし、ドラマやアニメのように定期的に放送される番組が切り替わるタイミングでは、TVの放送局だけでなく、ネット配信の有無や配信時間をチェックし、一番都合のいい方法で視聴している。

 ただ、それでも手放せないと感じているのが「録画環境」だ。その録画環境について、昨今、あまり明るくないニュースが多い。

 こうした状況に対して、録画環境をこだわって整えている筆者が、今考えていることを紹介したい。

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ネット配信全盛期でも録画環境を使う理由

 先にも書いたように、筆者もネット配信でのTV番組の視聴は重宝している。Amazon プライムビデオやNetflix、民放番組を視聴できるTVer、インターネット放送局のAbemaTVなど、どれかが欠けると困ってしまうと感じるくらいには、ネット配信での番組視聴は日々の生活の必需品だ。

 ただ、それと同じくらいに従来の「地上波の録画環境」も欠かせない。

 ネット配信で多くの番組を視聴できるようになったとはいえ、配信されない番組もまだまだ多く、それらをリアルタイムで視聴できないときには録画をするしか視聴する方法がない。

 さらにネット配信があっても配信期限が限られているものも珍しくなく、また視聴したいと思う番組はレコーダーで録画をした後、容量の許す限りレコーダー内に残しておいたり、レコーダーが壊れる前にBlu-rayやDVDといった記録ディスクに移したり、再び視聴できる環境を整えるようにしている。

 Blu-rayやDVDのソフト販売が見込める番組であれば、それらを後に買うこともあるが、ドラマやアニメ、ドキュメンタリーのようなシリーズものを除くとソフト化の機会は少なく、やはり自分で録って保存する以外に、再びの視聴が難しい番組というのはかなり多い。

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