HDDレコーダーの選択肢が減っていく中、今後も同様の録画/保存スタイルを利用していく方法は限られている。
まずは買えるうちに新しいHDDレコーダーを買うことだ。レコーダーに内蔵されているHDDは消耗品であり、使用頻度や環境にもよるが、PC同様に5年ほど使えばそろそろ故障してもおかしくないと思っておいた方がいいだろう。
もし今使っているHDDレコーダーが購入からある程度年数が経過していて、今後も今と同じ録画や視聴、保存のスタイルを続けたい場合は今のうちに新しいHDDレコーダーを買ってしまった方がいいかもしれない。
新品の購入が価格的に難しい場合は中古で動作が良好なものを探してみるのも手だ。HDDレコーダーではなく、筆者が少し前に経験した音楽用の「MD」の話になるが、市場から消えてしまった記録媒体の再生、録音環境を用意しようと思うと、状態のいい中古の機材はなかなか見つからず、見つかったとしても市場にあふれていた頃に比べ、はるかに割高な支出になることも珍しくない。
そしてHDDレコーダーに代わる方法についてだが、一番手軽そうなものとしてはPCとTVなどを連携させる方法だ。
2026年の2月にアイ・オー・データから発表された「BDレコ/DVDレコ」という製品は、PC用の外付け光学ドライブとソフトウェアをセットにした製品で、対応するTVやレコーダーに保存されたTV番組を、PC経由でBlu-rayディスクやDVDに録画できる。
他社でも同じようなソフトや機能を提供しているものもあるので、今のうちから代替手段を探しておいた方がいいだろう。
もっとも、PC向けのBlu-rayドライブなども生産終了の告知が増えているため、この方法も数年もしたら新規に用意することが難しくなる可能性も高い。
正直なところ、こうやって書き出してみても筆者自身「この方法が代替手段として完璧だ」と言い切れないことが歯がゆい。
全ての番組がいつでもネット配信で見ることができ、それが数年前の放送分であっても視聴可能になれば、従来の録画方法にこだわる理由はなくなる。
HDDレコーダーやBlu-rayディスクへの録画が消えるのが、よりネット配信の視聴が自由になるのか、どちらが先になるかで従来の録画環境の存続が決まるわけだが、今はどうにか存続できるよう、アンテナを高く張っておくしかないということは覚えておくといいだろう。
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