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» 2004年11月16日 18時06分 UPDATE

「最新・最強自作PCをくれ!」と、ショップ任せで買うとどうなるか第2回 金銭感覚がマヒする「大人買い」の快感 (1/3)

「大人買い」の衝動から札束握り締めてアキバに出向き、その快感を覚えてしまった人間が一人。もう止まらない、やめることなどできない。そんな2日めである。

[柳谷智宣(アバンギャルド),ITmedia]

 第1日めは、PCケース、マザーボード、CPU、グラフィックスカードといった基本的なパーツを購入してきた。2日めは、HDDと光学ドライブ、サプライ系のパーツをなすがまま揃えていくことにしよう。

Serial ATAポートが8基あるなら、当然全部埋める

 今回購入したマザー「GA-8ANXP-D Rev2.0」は、2種類のRAIDチップが搭載され、4台ずつ計8台のSerial ATAデバイスの接続ができる。8台一気に搭載すれば、確実にTバイトクラスの容量にできるだろう。

 というわけでHDDは、コンシューマーPCからサーバやワークステーションまで扱う「USER'S SIDE秋葉原本店」で決めてもらった。

photo USER'S SIDE秋葉原本店(詳細情報)

 「Tバイトクラスへ、同HDDを一気に搭載するなら、今はこちらがベストです」と、コンセプト(注:最新/最強/最大/人任せ)を説明したところ、第一候補に持ってきてくれたのが、マックストア「MaXLine Plus II 7Y250M0(250Gバイト)」だった。

 「MaXLine PlusIIは、NASやセカンダリストレージ向けに設計されており、“DiamondMax 10”シリーズより信頼性の面で優れます。故障によって停止するまでの平均時間(MTTF)が、ほとんどの3.5インチIDE HDDは30〜60万時間ほどであるのに対し、MaXLine PlusIIは100万時間となっているのが特徴です」力説。

 うん、そう言われるとなおさら信頼性は重要だ。ではこれにしよう。

 なお起動ドライブ専用として、静音性に優れると言われているSeagate製のSerial ATA HDD「Barracuda 7200.7 ST3160827AS(160Gバイト)」も勧められた。こちらは容量がやや少なかったので(および、今回の用途としてはつまらないということもあり)却下することにしたが、一般個人用途としては一番稼働率の高いドライブをGバイト単価がやや安価な容量のもの、かつを静音タイプにするという使い方は、何となく理にかなっていると言えそうだ。

 というわけで、MaXLine Plus II 7Y250M0を一気に8台、価格は1台あたり1万8165円で、合計は14万5320円ナリ。

photo 「信頼性で選ぶならMaXLine Plus IIは買いですよ」(USER'S SIDE店頭スタッフの斉藤氏)

 今回最も高額な買い物となったが、250Gバイト×8台で憧れのTバイト、しかも2Tバイト分のHDDを一挙買い。ああしびれる。1台だとさほど重くは感じないが、8台分の3.5インチHDDとなると結構重いんだ。この重さもまた気持ちいい。

光学ドライブは2台、なぜならそこにスペースがあるから

 さて次はOVERTOP 1号店で光学ドライブを決めてもらおう。同店はゲーマー向け機器やメモリの品揃えが豊富なショップとして有名だが、光学ドライブも、もちろん多数販売されている。

photo OVERTOP 1号店(詳細情報)

 光学ドライブは、書き込み型DVDドライブと読み込み専用のセカンドドライブの2台搭載を想定して決めてもらった。なぜこんなムダな出費をするかって? なぜならそこに広大な搭載スペースがあるからである(前回参照)

 「今買うなら、16倍速+2層式DVD+R記録対応のDVDドライブですね。しかし各メーカーで製品が増えたこともあり、それだけでは決定打にならないのが現状です。その中でもお勧めできそうなのは、NEC製ドライブ“ND-3500A”です。それも国内代理店モデルのです」とのこと。

photo 「ND-3500Aは今も国内代理店モデルが人気です」(OVERTOP店頭スタッフの塚本氏)

 ND-3500Aは、DVD+R DL 4倍速、DVD+-R 16倍速記録に対応する、現在最速クラスのDVDドライブだ。初登場時はアキバに、国内代理店モデルと海外並行輸入品が同時に出回ったそうだが、ある事情を知るユーザーは国内代理店モデルを選んでいるという。

 その事情とは「国内代理店モデルは、DVD+R DLだけでなく1層DVD+Rであっても、記録する際の記録時のブックタイプをDVD-ROMとして記録することで、再生互換性を高める“ROM化機能”を搭載しています。最近では並行輸入品もそれに対応するようになったようですが、国内版を選んでおけば確実です」ということらしい。

 というわけでND-3500Aを購入。価格は1万180円ナリ。

 次はセカンドドライブだ。おすすめは東芝製「SD-M1712」だそうだ。

 SD-M1712は、DVD-ROM 16倍速読み込みという性能を持ち、現在は東芝サムスンストレージデバイスから出荷されている。しかし、ショップのおすすめはあくまで「東芝製」とのこと。

photo 東芝「SD-M1712」

 あくまで噂の範囲ながら東芝製ドライブは、ほかのドライブでは引っかかってしまう特定のディスクのリッピングが可能らしい。東芝サムスンストレージデバイスになってから出荷された製品は、仕様変更がなされた可能性があるとのことだ。

 ふむふむ。こういう秘密めいたこと嫌いじゃない。ではこれにしよう。価格は3380円ナリ。ついでに、一応FDDも購入しておいた。これについては「ミツミ製ならどれでもOK」とのことなので、適当に見繕ってもらった。価格は1980円ナリ

電源もデュアル、なぜならそこにスペースがあるから

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