MozillaとThunderbirdがアップデート、Caminoサイトも新設

» 2005年03月23日 09時03分 公開
[IDG Japan]
IDG

 Mozilla Foundationはこのほど、Mozillaアプリケーションスイートをバージョン1.7.6にアップデートするとともに、電子メールクライアントThunderbirdのアップデート版1.0.2をリリースした。さらに、Mozilla GeckoエンジンをベースとしたMac OS XブラウザのCamino向けに、新しいWebサイトが開設された。

 MozillaはWebブラウザ、メール/ニュースグループリーダー、HTMLエディタで構成されるアプリケーションスイート。今回のリリースで最も重要な点として、国際化ドメイン名(IDN)表示偽装の問題が修正された。この問題はWebサイトのドメインで英語以外の文字を使って普通のローマ字のように見せかけることができてしまうというもの。これを悪用されると、銀行やインターネットサービスプロバイダーのサイトを装ってユーザーを騙し、クレジットカードなどの重要な情報を入力させる「フィッシング」詐欺に使われる恐れがある。今回のリリースでは一連のバグ修正などの変更とならび、ほかにも各種のセキュリティ問題に対応している(計約70種類)。

 Thunderbirdは迷惑メール検出・削除機能を備えた電子メールクライアント。IMAPとPOPプロトコルをサポートし、RDF Site Summary/Rich Site Summary(RSS)などのサポートを組み込んでいる。1.0.2はすべての1.0ユーザーにとって「必須のアップグレード」と説明されている(1.0.1は存在しない)。Mozilla Organizationはこのリリースで多数のセキュリティ問題に対処するとともに、安定性の強化を図っている。

 Camino向けには新サイトも開設された。CaminoはAppleのCocoa開発環境を使い、Mozilla Geckoエンジンをベースとして構築されたMac OS X Webブラウザ。Caminoプロジェクトの進捗状況チェックや、最新の安定版、多言語版、新しいビルドのダウンロードなどに利用できる。開発者らは、新バージョン(0.8.3)が進行中だと報告している。

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