「RAMディスクの再来」により、Windows XPが高速ブート可能に

» 2005年06月02日 14時34分 公開
[IDG Japan]
IDG

 台湾のGIGABYTE TechnologyはWindows XPマシンで高速ブートを可能にする技術をCOMPUTEX 2005会場で披露した。

 同社のi-RAMは、DDR DRAMスロットを4基備えたPC用アドインカードで、PCのドライブとして利用できる。i-RAMではハードディスクではなくDRAMに情報を保存するため、アクセス時間が最高でハードディスクの60倍まで高速化されるという。

 i-RAMはもともとは大容量ファイルに高速アクセスする必要のあるビデオ編集アプリケーションなどに利用することを想定して開発されたものだが、同社は別の利用方法があることに気付いたと、マーケティングアカウントマネジャーのティム・ハンドリー氏は説明する。

 i-RAMを起動時に利用すれば、マシンをより高速に立ち上がることができる。従来は1分以上かかっていたのが、わずか数秒で起動してしまうのだ。

 ゲームでデータアクセスを高速化する目的にも利用できるとハンドリー氏。

 i-RAMの4基のメモリスロットには最大で4GバイトのDRAMを装着できる。大きさは標準的なPCIで、データ転送用にSerial ATAを利用する。

 DRAMベースのメインメモリとは異なり、i-RAMカードはPCの電源をオフにしても記憶内容を失うことはないとGIGABYTEのプロダクトマネジャーであるトーマス・チャン氏は説明する。PCの電源がコンセントにつながっている間はごく少量の電流によってPCIスロットに電源が供給され、データは保存されるという。

 チャン氏によれば、もしもPCの電源が抜かれても、オンボードのバッテリーにより最長で12時間までデータ内容は保存されるという。

 i-RAMは7月に出荷開始され、DRAMなしの価格は60ドル前後を予定している。

photo DDR DRAMスロットを4基備えた「i-RAM」

Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月09日 更新
  1. カセットテープをデータ化できるレトロな多機能ラジカセ「サンワダイレクト 400-MEDI050R」がセールで1万800円に (2026年07月07日)
  2. FCCL初のArmノートPC「FMV UQ-L1」のバッテリー持ちは本物か? 3カ月使って分かった実力 (2026年07月08日)
  3. OCuLink/USB4に両対応の万能ミニPC「ACEMAGIC F5A」を試す Ryzen AI 9 HX 470搭載で圧倒的コスパ (2026年07月07日)
  4. 実売2万円を切るリーズナブルな15.6型モバイルディスプレイ「ProLite P1671HSC-B1J」実機レビュー 試して分かったメリットと注意点 (2026年07月08日)
  5. GPD初のミニデスクトップPC「GPD BOX」&超小型外付けGPU「GPD G2」登場! 電源内蔵で手のひらサイズを実現 (2026年07月08日)
  6. クリスタが毎月30時間無料!? Google Pixelで液タブが動く「デスクトップモード」でお絵かきに挑戦 (2026年07月09日)
  7. あえてのカメラ非搭載による安心感、日常に溶け込む超軽量スマートグラス「Even G2」を試す サードパーティーアプリの環境も魅力 (2026年07月09日)
  8. エレコム、10GbE接続に対応したファンレス設計の5ポート/8ポート搭載スイッチングLANハブ (2026年07月07日)
  9. サムスンのSwitch 2対応microSDやPS5向け高速SSDが特価に Amazonプライムデー先行セール (2026年07月08日)
  10. 「GoPro HERO12 Black」がセールで51%オフの2万9800円に (2026年07月07日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー