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» 2005年08月29日 17時35分 UPDATE

9万円台で指紋センサー標準搭載──オフィスユーザー向けの“標準”ノート「nx6125」 (1/5)

9万円台から揃う指紋センサー標準搭載モデル──セキュリティ性能が昨今とくに強く望まれるオフィス向けモデルにあって、セキュリティ性能とその利便性、そして導入において最重要項目であろう価格面のメリットを満たすというビジネスコンシューマ向けノートPC、日本HP「nx6125」を試してみた。

[石川ひさよし,ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)のノートPCというと、ややビジネスイメージが強い傾向ではある。とはいえ色がアレで堅固であるからビジネス向けというわけではない。そこはビジネスシーンならではの機能が付加されてのものだからだと考えることができ、主にオフィスで使うが自宅にも持ち帰るという、ビジネスコンシューマがターゲットになっているモデルも多い。

 今回はそのような、いま現在のオフィス向けモバイルPCに求められる機能を兼ね備えるノートモデル「nx6125」を試してみた。

photo HP Compaq nx6125 Notebook PC

 nx6125は、日本HPのオフィス向けモバイル・A4スリムノートと位置付けられるモデルだ。全ラインアップ中でも、処理性能と筐体サイズでもちょうど真ん中である。

 同社ノートPCにおいて現在唯一となる、モバイルAMD SempronないしTurion 64を採用し、さらに指紋センサーとオプションのスマートカードなどによる、昨今オフィスに求められる管理・セキュリティ機能を兼ね備える。さらには価格も9万4500円からと、“ちょうどよい”という言葉が似合いそうな製品だ。今回はこの2つの特徴を軸に、使い勝手や機能チェックをして行くことにする。

パフォーマンスはおおむね良好、インタフェースもけっこう豊富

 まずは製品の仕様を確認してみよう。ちなみに今回の試用機は、nx6125シリーズの中でもオフィス向けエントリーモデルとなる「nx6125 S28/15X/256/40/D/XP」である。

 CPUにはモバイルAMD Sempron 2800+を搭載し、光学ドライブにはCD-ROMドライブ、1024×768ドット(XGA)表示対応の15インチ液晶、無線LANは内蔵しないというシンプルな構成。試用機ではこれに、オプションとなるPCカード型スマートカードリーダーを搭載させている。

photo 正面にはオープンラッチと6in1メモリカードリーダー、そしてその左右にステレオスピーカーが搭載される
photo 背面は左側にバッテリー、右にACアダプタポート、LAN、USB2.0×1、S-Video出力が備わる
photo 左側は外部ディスプレイ出力、IEEE1394、USB2.0×2、マイク/ヘッドフォン端子、そしてExpressカードスロットとPCカードスロットが備わる
photo 右側は光学ドライブにモデムポートが備わる

 インタフェース類は、オフィス向けモデルといっても、ユーザーが自宅に持ち帰り、作業するといった用途も想定できることからIEEE1394やS-Video出力端子まで搭載され(S-Videoに関しては、プレゼン時に必要といったニーズがあるからだろうが)、充実している印象だ。なお、今回はそのオプションカードを試すことはできなかったが、Expressカードスロットも搭載し、対応製品も登場しだしたExpressCard/54や同34カードが利用できる。

photo 本体は15インチ液晶搭載のA4サイズだが、位置付けがオフィスモバイルということもあり、ACアダプタはかなりコンパクトな設計となっている(ただしケーブルは太めで、気持ち取り回しがしずらく、その分モバイル時にかさばるような気もする)
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