第3世代Core iシリーズを搭載したレッツノートSX2の可能性を探る!スマホ連携でデキルが拡がる(1/2 ページ)

» 2012年06月11日 10時00分 公開
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“Ivy Bridge”で性能とバッテリー駆動時間を大幅強化

 2012年初頭にリリースされたレッツノートの新シリーズ「SX」「NX」は、レッツノートが築き上げてきた本領である「軽量・長時間」「頑丈」「高性能」を維持しつつ、「洗練」という新たな方向へと踏み出したモバイルPCだ。

 パナソニックはこれまでも、(たとえ、それが個人として利用するものにせよ、企業全体で導入するものにせよ)「ビジネスモバイルという“現場”で、本当に求められる機能と性能は何か」を最大の命題として掲げ、そこから導き出した答えをレッツノートの各シリーズへと注ぎ込んでいる。その結果として行き着いたのが、堅牢と軽さを兼ね備えたボディ、長時間駆動と高速性を両立させるハードウェア設計であり、モデルチェンジを重ねるごとに、その完成度はより高まっていった。

その姿は従来の“SX1”と同じながら、内部に最新の第3世代Coreプロセッサー・ファミリーを採用した「レッツノートSX2」

 もちろん、ユーザーもそうした、いわば、質実剛健なありかたこそが、レッツノートの魅力だと考えていたはずだ。しかし、「SX」「NX」の登場は、そうした意識に少しばかりの変化を与えることにもなった。レッツノートユーザーの多くは、「本体の薄さなんて、どうでもいい」とまでは言わないが、少なくとも“薄さ”という要素は“頑丈さ”と相反するものだと考え、「だったら、薄さより頑丈なボディを」と優先順位を考えていたはずだ。しかし、従来の「軽量・長時間」「頑丈」「高性能」を決して軽んじることなく、薄型化を見事に“上乗せ”した「SX」「NX」の登場で、「スリムであること」のメリットを再認識している。

従来のレッツノートSシリーズと比べてスリムになったSX2だが、搭載するインタフェースは充実している。左側面には2基のUSB 3.0とHDMI、アナログRGBを備え(写真=左)、右側面には有線LANとUSB 2.0、SDメモリーカードスロットを用意する(写真=右)。USB 3.0の1基は本体の電源がオフの状態でも接続したスマートフォンを充電できる(※)(対応機種はこちらを参照)

※別途USB充電設定ユーティリティの設定が必要です。

OSは64ビット版 Windows 7 Professionalの正規版でService Pack 1も適用している。32ビット版も選択可能だ

 2012年夏モデルとして登場した「SX2」「NX2」は、この「SX1」「NX1」から堅実なモデルチェンジを果たしつつ、最大のポイントとして、“Ivy Bridge”という開発コード名で呼ばれてきた第3世代インテルCore vPro プロセッサー・ファミリーをレッツノートとして初めて採用した製品だ。チップセットはIntel QM77 Expressで、Core i5-3320M vProプロセッサー 2.60GHz(Turbo Boost Technology有効時で最大3.30GHz)搭載モデル、および、Core i7-3520M vProプロセッサー 2.90GHz(Turbo Boost Technology有効時で最大3.60GHz)搭載モデルを用意する。SX1、NX1からの性能向上はもちろんのこと、バッテリー駆動時間もバッテリーパック[L]利用時で約2時間アップ、バッテリーパック[S]利用時で約1時間アップしており、レッツノートならではの長時間駆動と高性能の両立を、さらに高いレベルへと押し上げている。

ビジネスモバイルの完成した姿を「SX2」に

 「SX1」「NX1」を実際に購入したユーザーの多くは、やはり、「標準電圧版の最新CPUを搭載したおかげで、重たいアプリケーションも難なく利用できる」「起動(あるいはシャットダウン)が速いので、どこでもすぐに使える」など、モバイルの域を超えたハイレベルな性能面に満足している。さらに、ビジネスモバイルを快適にする手段として、パナソニックが新たに盛り込んだ試みも好評だ。それが、2種類のバッテリーと2種類のACアダプタを標準で付属したことだ(Webモデルではバッテリーの選択もできる)。

 バッテリーは、4セル構成で本体にぴったりと収まる軽量バッテリーパック[S]に加え、本体の奥行きが1.5センチほど長くなるものの(本体の厚みに影響はない)長時間駆動が可能な8セル構成の標準バッテリーパック[L]を利用可能だ。すでに紹介したように、「SX2」「NX2」ではバッテリー駆動時間がSX1、NX1からアップしており、SX2プレミアムエディション(SSDモデル)では、バッテリーパック[S]でも最大約9時間、バッテリーパック[L]では最大約18時間を実現している。

 ACアダプタは通常タイプに加え、軽量コンパクトな補助用(PC動作中にバッテリー充電ができない)のミニACアダプタも付属する。ユーザーは自分の利用スタイルに合わせて、ACアダプタとバッテリーを組み合わせて持ち歩けばいい。出先でも電源を確保できるなら、軽さを重視して「バッテリーパック[S]+ミニACアダプタ」でいいだろうし、「バッテリーパック[L]+バッテリーパック[S](+通常のACアダプタ)」という組み合わせなら、出張や終日の外出でも、バッテリー切れの心配をすることなく利用できるだろう。

 マウス、プリンタ、ヘッドセット、デジタルカメラといった外部機器とのワイヤレス通信、あるいは、携帯電話によるテザリングなど、モバイルPCにBluetoothは欠かせない機能になりつつあるが、SX2とNX2ではBluetoothの最新規格である4.0を内蔵。ClassicモードでBluetooth 2.1とBluetooth 3.0に対応した機器と接続できるのに加え、Bluetooth 4.0対応機器と接続する場合には、Low Energyモードを利用して少ない消費電力でも動作が可能だ。そのほか、「SX2」「NX2」の新たな仕様として、Webモデルで指紋センサーの搭載が選択できるようになっている。

SX2とNX2は、無線接続としてBluetoorh 4.0が新たに利用できるようになった(写真=左)。また、マイレッツ倶楽部モデルでは、パームレスト左側に指紋センサーを搭載している(写真=右)

 このように、SX2とNX2は、2012年に登場したばかりのレッツノート最新シリーズに、第3世代インテルCoreプロセッサー・ファミリーを搭載したことなどで、かつてないほどの完成度に行き着いた製品といえる。しかし、これで進化が終わりというわけではない。レッツノートは今後、どういう方向へ踏み出すのか。ビジネスモバイルの最先端を行くレッツノートには、新たな道標を示す義務があるだろう。

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提供:パナソニック株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2012年7月10日

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