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» 2015年05月27日 12時00分 UPDATE

迫力大画面なのにスリムなボディ:ゲーミングノートにあるまじき薄さ! 「G-GEAR note N1760J」の実力を問う (1/3)

大画面ディスプレイとGeForce GTX 965Mを搭載したこの新モデルは、スマートなデザインも魅力。“イケメン”ゲーミングノートの実力を検証する。

[長畑利博(撮影:矢野渉),ITmedia]
ココが「○」
・デスクトップPCに相当する性能
・最大3台のストレージが搭載可能
・高品質かつ17.3インチの大画面
ココが「×」
・ACアダプタが大きい
・設置面積は必要

17.3型ディスプレを搭載してもスマートボディ

 G-GEAR note N1760Jシリーズ(以下、N1760J)は、TSUKUMOのゲーミングノートPCブランド「G-GEAR note」シリーズで、5月22日から出荷を開始した最新モデルだ。今回検証する「G-GEAR N1760J-710/E」の仕様を紹介しておくと、CPUが「Core i7-4720HQ」(2.6GHz/3.6GHz、4コア8スレッド、3次キャッシュメモリ6Mバイト)、GPUが「NVIDIA GeForce GTX 965M」、システムメモリはDDR3L-1600を8Gバイト、そして、システム側のストレージに256GバイトのSSD、データストレージに500GバイトのHDDという構成だ。OSは64ビット版 Windows 8.1 Updateを導入している。評価機材の構成は、G-GEAR N1760J-710/Eの標準構成からSSDの容量を256Gバイトに増量したものとなっている。

kn_n1760j_01.jpg 17.3型の大画面ディスプレイを搭載しながらも薄くシャープなボディを採用したゲーミングノートPC「G-GEAR note N1760J」シリーズ

kn_n1760j_26.jpg 周辺部をカットしてブラックパネルにヘアラインを施した天面デザインは、デコレーションとイルミネーションを盛った“海外でよくある”ゲーミングノートPCとは別次元の「かっこよさ」がある

 搭載するディスプレイのサイズは17.3型で、実際に表示部分の領域を測ってみたところ、38.2(幅)×21.7(高さ)ミリあった。解像度は1920×1080ピクセルで、パネルはノングレアタイプを採用している。外光などの映り込みは少なく、ゲームプレイ中に映り込んだ光を敵と誤認することもない。視野角も広く斜めからでも画面上のテキスト情報や細かい描画をハッキリ読み取れる。画面の端に出現した敵の動きを把握する場合でも問題がないレベルだ。

kn_n1760j_25.jpg 17.3型と大画面なのもさることながら、非光沢パネルで周囲の光の映り込みを減らして“誤認識”を防いでくれるのがゲーマーとしては評価できる

 ゲーミングノートPCで重要な選択ポイントとなるGPUには、GeForce GTX 965Mを採用した。このGPUは、デスクトップPC向けの「GeForce GTX 960」と同じ仕様で、メモリ幅は128ビットでCUDAコアが1024基になる。なお、N1760Jでは、グラフィックスコアの定格動作クロックは924MHz、ブースト時動作クロックは950MHzにそれぞれ設定している。また、負荷のかからないアプリが動作している状態では、CPUに統合したIntel HD Graphics 4600が有効になって消費電力を抑える。グラフィックスメモリは2Gバイトを載せている。

 CPUは、インテルが1月に発表したCore i7-4720HQを搭載している。Core i7-4710MQの後継に当たるハイパフォーマンス向けCPUで、TDPは47ワットを維持しつつもCore i7-4710MQよりも動作クロックが向上している。統合するグラフィックスコアはIntel HD 4600となっている。

kn_n1760j_02.jpg CPU-ZでCore i7-4720MQの仕様を確認する。同時8スレッド動作に対応しており、複数のアプリケーションを同時に動かしても処理が重くなりにくい

kn_n1760j_03.jpgkn_n1760j_04.jpg グラフィックス処理はCPUに統合しているIntel HD 4600とGeForce GTX 965Mを利用する。GeForce GTX 965MはMaxwellアーキテクチャに対応しておりデスクトップPC用のGeForce GTX 960と同等の性能を持つ。グラフィックスメモリの容量は2Gバイトだ

 オーダー時にユーザーがカスタマイズできる構成は、OSとストレージ、システムメモリ容量に限定している。システムメモリは1万円を追加することで最大16Gバイトまで増量可能だ。ストレージは選択肢を多く用意しており、標準構成ではSerial ATA接続のSSDとHDDという組み合わせだが、M.2 SSDをシステム側に設定し、さらにSerial ATA接続のSSDとHDDも同時に搭載するトリプルドライブ構成も選べる。M.2 SSDは最大500Gバイト、SSDは512Gバイト、HDDに関しては1Tバイトのモデルを用意する。

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