超小型でVR環境が作れる「ZBOX MAGNUS 1070/1060」が登場!古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

» 2016年10月24日 15時48分 公開

「ゲームというよりVR目的かも」――ZBOX MAGNUS 1070/1060評判

 先週の新製品で特に目立っていたのは、ZOTACのベアボーン「ZBOX MAGNUS 1070」「ZBOX MAGNUS 1060」だ。203(幅)×210(奥行き)×62.2(高さ)mmの超小型ケースでありながら、GeForce GTX 1070、もしくはGTX 1060を内蔵しているのが特徴だ。税込み価格はZBOX MAGNUS 1070が16万円強で、ZBOX MAGNUS 1060が15万円弱となる。

ZOTAC「ZBOX MAGNUS 1070」

ZOTAC「ZBOX MAGNUS 1060」

 GPU以外のスペックはほぼ共通しており、CPUにCore i5-6400T(4コア/標準2.2GHz/最大2.8GHz)やWi-Fiアンテナを内蔵する。DDR4 SO-DIMMスロットは2基で、M.2 PCIeスロットと2.5インチSATAスロットを各1基用意する。映像出力はDPとHDMIがそれぞれ2基あり、ギガビットLANも2基並ぶ。USB 3.1端子はタイプAとCが各1基だ。電源は付属のACアダプタで供給することになる。

 ハイスペックな超小型ベアボーンとしては、2016年7月に登場したIntelの「NUC6i7KYK」が税込み9万円超(当時)と高価ながらゲーマーやカスタム好きな人にヒットしているが、今回の2モデルは別の売れ方をするとみる向きが強い。

 パソコンSHOPアークは「スペックと価格的に、こちらはできるだけ小型のマシンでVRをしたいという人が中心になる気がします。背面にもHDMI端子が2つありますしね。持ち運べるVRマシンという需要は今後増えてくるかもしれません」と話す。

パソコンSHOPアークのPOP

7月に登場したインテル「NUC6i7KYK」。現在は税込み7万円台半ばで買える

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年03月19日 更新
  1. 無償版「Copilot」でもフルタイムでGPT-4 Turboが利用可能に/「Copilot for Security」が4月1日から一般提供開始 (2024年03月17日)
  2. ナゼか小型タブレットでお絵描きにハマりそう! NECPC「LAVIE Tab T14/T9」 の実機を試して分かった驚き (2024年03月18日)
  3. 外付けGPU「ONEXGPU」でビジネスノートPCをパワーアップしてみた オンライン会議における“もっさり”の解決策になる? (2024年03月19日)
  4. 最高6.2GHzで動作するCoreプロセッサ現行最上位の「Core i9-14900KS」がデビュー! (2024年03月18日)
  5. 総務省がCHUWI(ツーウェイ)を「行政指導」 一部モデルで認証の取得漏れなどが判明 当該機種では「5GHz帯Wi-Fi」は使わないように (2023年04月13日)
  6. ロープロで2スロット厚! NVIDIA RTX 2000 “Ada世代”のグラフィックスカードが登場! (2024年03月16日)
  7. 新「M3 MacBook Air」は守備範囲の広さが魅力 MacBook Proとの違いはある? 買い替え検討者に伝えたい注目ポイント (2024年03月14日)
  8. PCの累計生産台数5000万台突破目前! 「島根富士通」が出雲にある理由 (2024年03月15日)
  9. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
  10. Copilotで画像を生成できる「Image Creator」を試してみよう (2024年03月15日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー