SoCにBraswell世代の後継となる「Apollo Lake」を採用したmini-ITXマザーが、ASRockから2モデル登場している。Pentium J4205(4コア/標準1.5GHz/最大2.6GHz)を搭載する「J4205-ITX」が税込み1万6000円弱、Celeron J3455(4コア/標準1.5GHz、ブースト2.3GHz)搭載の「J3455-ITX」が同1万2000円前後だ。
2モデルとも、Apollo Lake世代のデスクトップ用SoCでTDPは10Wとやや高めだが、Intel HDグラフィックス500を内蔵し、HDMI 2.0対応になっているところがポイント。そのほか、メモリスロットはDDR3L SO-DIMMが2基で、M.2とPCIe x1スロットが各1基ついている。
パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「ファンレス環境のままで4K動画の再生にも対応できるようになったのが大きいですね。その場合はメモリを16GBまで積んだほうがいいですが、いずれにしろハイスペックな使い方まで想定できるようになったのはいいことだと思います」という。
そのほか、同社からは191(縦)×188(横)mmとコンパクトなmicro-ATXマザー「H110M-DVS R3.0」も売り出されている。税込み価格は6500円前後だ。H110チップセットを搭載し、PCIe x16スロットとPCIe x1スロットを1基ずつ並べている。パソコンSHOPアークは「コンパクトさと拡張性のバランスを追求するならいいかも」と話していた。
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