スマホ強化にこれ1台 モバイルバッテリーにもなるWi-Fiカードリーダーは買い?(2/3 ページ)

» 2016年12月17日 07時00分 公開
[山口真弘ITmedia]
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Wi-Fiで接続し、専用アプリで読み書きが可能

 ではざっと使い方を見ていこう。最初に本製品の電源をオンにした後、スマホまたはタブレットのWi-Fiの接続先を、プリセットされているSSIDに切り替える。初回の設定はNFCを使う方法のほか、本体底面のQRコードを専用アプリ「WiDrawer3」で読み込み、プロファイルをインストールする方法も用意されている。

REX-WIFISD1HREX-WIFISD1H 今回はiPhoneで使用することを前提に、QRコードを使った設定方法を見ていこう。まずは専用アプリ「WiDrawer3」をインストールし、メニューから「QR読み取り」を選択(画像=左)。スマホのカメラを使って本体底面のQRコードを読み取る(画像=右)
REX-WIFISD1HREX-WIFISD1H プロファイルがインストールされる(画像=左)。これはiPhoneのみの挙動。設定から本製品専用のSSIDに切り替える(画像=右)。プロファイルを導入しているので、パスワードなどは不要でログインできる

 SDメモリーカードを読み書きするのと、USBストレージを読み書きするのとは、同一のインタフェースを用いる。それぞれが接続された状態でWiDrawer3を起動すると、下段に並ぶ「SDカード」「USBメモリー」というアイコンがアクティブの状態で表示される(接続されていなければグレーアウトの状態になる)。

 これらをタップしてフォルダを開くか、あるいは上段にある「写真」「動画」「音楽」というカテゴリーをタップして、必要なファイルを探せばよい。リスト表示とサムネイル表示の切り替えや並び替えなど、一般的なファイラーとしての機能は網羅している。ファイルをタップすると、ファイルの種別に合わせて内蔵のビュワーで表示される。

 写真についてはスライドショー、音楽についてはアートワーク表示など、一般的な再生まわりの機能が用意されている。ファイルのコピーや移動も可能なので、SDメモリーカード内の写真をスマホにダウンロードしたり、逆にアップロードしたりすることも可能だ。ただし写真をダウンロードする場合、タイムスタンプが操作日時に書き換わってしまうようなので、注意が必要だ。

REX-WIFISD1HREX-WIFISD1H ホーム画面では、下段にあるアイコンのうち、現在接続中のデバイス(SDカード、USBメモリ)がアクティブになる(画像=左)。ちなみに「iPhone」アイコンをタップすると、iPhone内のフォルダが表示できる。Androidではここが「Android」になる。ホーム画面で「写真」をタップして開いたところ(画像=右)。SDメモリーカードに保存されている写真の一覧が表示される
REX-WIFISD1HREX-WIFISD1H 個々のファイルをタップするとプレビューが表示される(画像=左)。メール添付で送ったり、カメラロールに保存したり、他のアプリで開き直すといった操作が可能だ(画像=右)
REX-WIFISD1HREX-WIFISD1H 一覧画面で複数のファイルを選択してフォルダを作ったり、コピー&ペーストしたり、削除したりといった操作が可能だ(画像=左)。リスト表示とタイル表示の切り替え、ソート順序の変更など、ファイラーとしての一通りの機能がそろっている(画像=右)
REX-WIFISD1HREX-WIFISD1H ホーム画面で「音楽」をタップして開いたところ(画像=左)。日本語ファイル名も表示できる。音楽の再生画面ではアートワークも表示できる(画像=右)。MP3タグは一部文字化けする場合もあるようだ
REX-WIFISD1H こちらは動画を再生しているところ。至って一般的な再生インタフェースだ

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