スマートスピーカーでもっと家電の電源を操作したい それには「リモートプラグ」が複数必要だが問題も山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/2 ページ)

» 2018年02月10日 06時00分 公開
[山口真弘ITmedia]

 スマートスピーカーとの連携機能を備えたスマート家電がなくても、「スマートリモコン」や「リモートプラグ」があれば、既存の家電製品を買い換えずに音声で操作することが可能だ。

 スマートリモコンとは赤外線リモコンの信号を登録してネットワーク経由で利用可能にするもので、これがあれば、エアコンやテレビ、照明など、既存の家電製品(ただし赤外線リモコンで操作が可能なもの)を、スマートスピーカーから音声で操作できる。

 また赤外線リモコン機能がない一般的な家電製品の場合でも、コンセントの根元に取り付け、通電をオン・オフできる赤外線リモコン機能搭載のリモートプラグを使えば、スマートスピーカーから音声で電源のオン・オフが行える。家電本体の電源ボタンを使うのではなく、コンセントの根元から電源をオン・オフするという、いわば力業だ。

 こうしたリモートプラグ製品としてはオーム電機「OCR-05W」を以前紹介したが、赤外線方式を採用しているので、同じ部屋に同一製品が2つあるとどちらもリモコンに反応してしまう欠点がある。

 そのため同じ部屋で複数台を使いたい場合、別のリモートプラグを購入するのが望ましいのだが、リモートプラグというカテゴリーはそもそも製品数が少なく、入手性を考慮すると、候補となるのはオーム電機のOCR-05Wほぼ一択という状況だ。

 そんな中で、数少ない代替となるかもしれないのが、三菱電機の「P-01WRT」だ。実はこの製品は同社の換気扇用のオプションで、本体背面にも大きく「このリモコン受信機は三菱換気扇専用です」と書かれている。しかし機能としては、接続した機器の電源を赤外線リモコンで操作するという、リモートプラグそのものといっていい製品だ。

 今回は、このP-01WRTを同社換気扇以外と組み合わせて使うのは「自己責任」となること(本記事は対応換気扇以外で使うことを推奨するものではないこと)をお断りした上で、製品の特徴を紹介しよう。

P-01WRT 三菱電機「P-01WRT」。発売は2002年と古く、希望小売価格は1万3000円(税別)と高価なのだが、通販サイトだと安価で取り扱われており、Amazon.co.jpでは5100円と半値以下で販売されている
P-01WRT 横から見たところ。正面の見た目よりもスリム
P-01WRT 背面には「このリモコン受信機は三菱換気扇専用です」「換気扇以外の用途に使わないでください」との注意書きがある

機能はまさしくリモートプラグそのもの タイマー機能も付属

 製品は本体の他、赤外線方式のリモコン、およびリモコンを壁に掛けるためのホルダーで構成されている。機能としては以前紹介したオーム電機のOCR-05Wと同様で、接続した家電製品、つまり換気扇を、リモコン操作でオン・オフすることができる。

 オーム電機のOCR-05Wにない機能として、タイマー操作に対応していることが挙げられる。「入」「切」に加えて「タイマー」というボタンがあり、これを押すと指定した時間だけ電源が入になるという、換気扇と組み合わせての利用に便利な機能だ。タイマーの時間は本製品背面のダイヤルで指定できる。

 気を付けたいのは、本製品の定格電流が2V、起動電流も3A以下であることだ。最大電流8A以下(最大800W)のオーム電機のP-01WRTに比べるとやや控えめで、ここに引っ掛かる家電製品もあることだろう。「換気扇以外の用途に使わないでください」と書かれているのは、こうしたスペック上の問題も大きく関係していると考えられる。

P-01WRT パッケージは茶箱。店頭販売をあまり重視していないことがうかがえる
P-01WRT 本体と赤外線リモコン。この他、リモコンを壁にかけるホルダーも付属する
P-01WRT 前回紹介したオーム電機「OCR-05W」(左)との比較。正面から見ると本製品の方が大柄だ
P-01WRT ただし本製品の方が薄く、実際に設置してもスリムでかさばらない印象を受ける
P-01WRT オーム電機のP-01WRT(左)はプラグの位置が下なのに対し、本製品は上なので、設置時の安定感は本製品の方が高い
P-01WRT 背面にはタイマーの時間を設定するためのダイヤルスイッチがある。頻繁に切り替えるのは向いていない
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