新年度を間近に控え、バタバタと忙しくなってきた人も多いのではないでしょうか。忙しい現代社会を切り抜けるには、無駄を捨てて生産性を上げるのがいちばん。
そこで選択肢に入れておきたいのが「iPad Pro」です。iOS 11になってからのiPad Proは、働き方とライフスタイル両方を改革できる便利機能が数多く備わっています。
iOS 11ではiPadにもドラッグ&ドロップが搭載され、PCと同じ感覚でファイルやデータを指でなぞって移動できるようになりました。例えば、オンラインストレージ内の写真をメッセージで送るときは、アプリを2画面表示にして、ストレージアプリから写真をズズズッとメッセージ画面に引っ張ってくるだけで送信できます。
他にも写真をメールに添付したり、SafariのサイトURLをメモアプリにクリッピングしたりと、幅広い使い方が可能。わざわざiPhoneのようにアクションボタン(四角に上矢印のボタン)を押して、別のアプリに送る必要はないのです。
iOS 11のマークアップ機能とも相性抜群。ショッピングサイトをスクショして、Apple Pencilで「これほしい!」なんて手書きして、そのまま相手におねだりすることも簡単です。こういう細かな効率化が日々のアウトプットを増やしてくれるのです。
1月末からはiPad版のWord、Excel、PowerPointアプリもドラッグ&ドロップに対応しました。実は今iPad版Officeはかなり進化していて、iPadの特徴を生かして、PC以上の使い方ができるようになっています。
例えば、Excelで作成したグラフをPowerPointに貼り付けたいとき、PowerPointとExcelアプリを2画面表示にしておけば、Excelで作成したグラフをPowerPointへそのままスルッとドラッグ&ドロップできます。もちろん、ExcelからWord、OneDriveからPowerPointなどの組み合わせでも使えます。
また、Apple Pencil が使えるiPad Proなら、グラフに変更点を書き込んだり、ちょっとした編集を加えるのも思いのまま。わざわざ別の手書き用アプリを立ち上げたり、紙に印刷したりする必要もありません。
このように、iPad ProならPCよりも自由度が高く、仕事の効率が上がるのですが、その便利さが意外と知られていないという……非常にもったいないデバイスです。
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